E38:キャラたちの最適解行動のお話と、[第四話][0.1版]の公開。
キャラ達の最適解の行動。
これ、小説では常に求められる事です。
これがないと「ご都合主義に見える」「キャラが突然性格が変わったようになる」と言われるんですよね。
「このキャラがこういう状況になったら、こう思うしこう行動するのが当たり前だよね」
というのが最適解。
第四話にして、それが出てこなくなったんだよね~。
タカナシさんが冷静に状況を読み解いてくれたよ。
応援コメントから抜粋(※という名の引用)するね。
『主人公、体痛い。すぐ休みたい。
毒舌女装男子、昏睡事件について調べたい。診療所の先生が一番把握してるかも?
敵女子、主人公のケガが心配。
先生、物取りにやられたにしては女の方だけキレイ。女の方だけ危険かも?』
これは、四話においての登場キャラたちの思惑。
確かにその通り。
そこから。
更に発展させて考えてみようと思う。
主人公の場合。
怪我してます。打ち身だらけで致命傷はないですが、痛いです。なので、できればこのまま診療所に泊まりたいなと思っているでしょう。動きたくないハズです。
事件の調査も勿論重要ですが、彼はこの時点ではまだあまり事件の事を重大だと感じていいないので、自分の怪我の方を優先させたがります。だって痛いし。
女装男子の場合。
彼は自分が想定していない「誰かの家の泊まる」という事に心理的抵抗感があるのではないかと思います。しかし、それ以上に、さっさと事件の調査をして帰りたいとも思っています。
なので、多少無理をしてでも事件の調査をしたがるでしょう。そして、ここは診療所。もし本当に事件が起こっているのなら、絶対無関係ではないハズ。患者の事を何かしら知っているハズ、と。ここで情報収集をしたがります。
ここに泊まるのは嫌だけど、情報はできるだけ早く集めてしまいたい、彼はそう考えているでしょう。
敵女子の場合。
主人公が怪我をしているので無理はして欲しくないと思っています。
気絶した事もある為、一晩ぐらい様子見した方がいいと考えているでしょう。
彼女は診療所とは別のところに家がありますが、独りで住んでいる為主人公の為に一晩ぐらいは診療所に泊まろうかと思っています。
真ボス先生の場合。
主人公たちの事を少し怪しんでいます。もともと、物取りをさせているのは先生です。多少怪我をさせて、旅人が必ず診療所に来るように仕向ける為です。
その割には、女装男子が無傷なのが気になっています。
でも、見た目弱そうなので、大した脅威はないと思っています。
旅行者には見えないし、あんまり懐を探られるのも嫌なので、問題ないならさっさと診療所を出てって欲しいと思っています。(二人だし。一人だったらまた別だけど)
といった感じでしょうか。
とすると……
診療所に泊まりたい主人公と泊まらせたい敵女子。
情報が欲しいけど泊まりたくない女装男子と泊めたくない先生。
このせめぎあいって感じでしょうか。
うーん。でも、女装男子は打算で「泊まるのも仕方ないか」とも思うかな。
と、したら。
多数決で泊まる方向になるのかな……
でも実は。
作者都合で、一旦この場を離れたいなって思っています。
なんでかというと……状況整理をさせたい為です。
村の状況を知ってから、主人公たちに改めて行動を起こさせたいんですよね。
一休みです。
一気に第一話~第三話まで読むと、少し疲れるんですよね。私が。
バトルして、主人公たちの事が分かって、そこで新たにメインキャラ2人が追加になって、ここで事件の調査して~ってなると。
情報過多やねん!!
私のちっちゃい脳の容量だと難しいねん!!
だから、一休みさせたい。
はい。
完全に作者都合です。
実は。
一端離れるパターンで最初書いたんですよ。
でも「なんか微妙にしっくりこないなぁ。離れないパターン書いてみる?」と思って、一旦それはそれとして、離れないパターンを書こうとしていたんです。
そしたら詰まった……
やっぱり、離れさせるのが自分の中でも自然だったのかもしれません。
こういう場合は、自分の直感に合わせるのが良いのかもしれませんね。
「離れないパターン」も一応下書き状態でとっておくとして。
「離れるパターン」で一度続きを書いてみます。
場合によっては書き進めた途中で取りやめて変更するかもですが。
それがこのエッセイ&ストーリーの醍醐味だよねっ!!
よし。
一度離れるパターンに戻してみよう。
ちょっと調整も必要ですけど。
まずは入れ替えて、読み返してみますね!!
少々お待ちください!!
***
公開してきた!!
ドキドキするゥー!!
でも、いいもん。
四苦八苦するのも、この作品の醍醐味だ!!
頑張るよ! 頑張る!!
という事で。
離れるバージョンの第四話[0.1版]を公開しました。
よし。
このパターンで先を考えてみようっと。
それではっ!!
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