E07:自分の心の深淵を覗き、何を書きたいのか問うてみたよ。
自分の深淵を覗く。
自分は何が書きたいのか。
そりゃ『面白い作品』だ。
しかし、どう『面白い作品』なのか。
これが全く思いつかない為、私はここずっとスランプに陥っていた。
燃え尽き症候群のせいか。
あと、体力なくて。
あと、年度末で仕事も激務で。
あと、ワンコの介護が終わって抜け殻で。
あと、あんまちゃんと食事してないし。
あと、ちゃんと寝れてな(以下省略
実際の所。
私はITエンジニアでありつつも、実は物事を論理的には判断できず、直感で決断してしまう人間だ。
意外かもしれないけれど、論理的じゃないエンジニアは多い。
じゃないと、社畜にならないでしょ?
(※ちなみに、小学校等で論理思考を教える為にプログラムを教える、という事になった時には首を捻った。
それって、本当は教えたいのはプログラムじゃなくて、論理的思考から基づくアルゴリズムとか、アナログでファジーなものを排除した考え方を教えるべきじゃね? プログラムはあくまで機械を動かすた為の命令だよ。
孫子の兵法学ばせたいのに中国語から教えてるようなもんだよ)
すっごく話が逸れた!!
そう。
自分が何を書きたいのか、だよね。
それを考えるのも、アレコレ筋道立てたりして少しずつ詰めていくよりも、
私の場合は、ある時突然『パッ』と浮かんだ映像を元にして、書いていくのが性に合っている。
だから今回もそれに則りたい。
ついでに。
それが面白いといいんだけどさぁ。
何も浮かんでこないから悩んでるんだけれども。
王道の異能バトルものでも正直構わないっちゃー構わない。
何故なら、好きだから。
でもどうせなら一捻り入れたいとかいう下心が邪魔をする。
うーん、どうしたもんか。
ヘタレ男子主人公は、もう決定としよう。
ここをブレさせると面倒くさい。
それに。
私は主人公として書く時は、強い女子かヘタレ男子の二択だから。
30コンでは強い女子を書いたから、今度は久々ヘタレ男子で行きたい。
その彼に、心折られそうな体験をして欲しい!!
そして、歯を食いしばってでも立ち上がって欲しい!!
私が心に『くる』のは、折角頑張ったのに、相手が『覚えていない』というシチュエーションだ。
これは、昔見たアニメに影響されている。
最後、心が通じあったのに、エピローグの段階だと相手がその事を覚えてないのだ。
主人公は、思うところがありつつも、覚えてない方が幸せなのだろうと、気持ちに整理をつける事になる。
それがいい!
相手と心が通じ合ってめでたしめでたし。
なんて、童話の世界の話なんだよ!!
現実世界はもっと世知辛いわボケェ!!
と。
荒んだ私は思ってしまうワケです。
薄汚れた大人になっちまったな……
でも。
このシチュは別の作品で使ったからもう使えないなぁ。
違う何かを探さないと。
切ないハッピーエンド。
切ないハッピーエンド。
切ないハッピーエンド……
彼女を救うには倒すしかない。
それはいいとして。
倒した後。
エピローグが欲しい。
『これで良かったんだ』
と思えるようなエピローグ。
倒した相手が生きていたとしたら、覚えてない、がくるエピローグだけど、そればっかだと……うーん。
倒した相手が生きてないのであれば、何がエピローグになりうるか?
うーん。
うーん……
うーーーーん……
なんか、ちょっと、閃いた気がする。
気のせいだったら切ないけど……
エピローグで、
『これ、落としましたよ』
って声かけられるねん。
で、主人公が慌てて振り返り──
っていう、シーン。
これ、ストーリーの最初にも同じようなエピソードを入れんねん。
それが、倒される女の子との出会いや。
最初と似たシーンで最後閉じるの。
どや??
エピローグの方で、声をかけてきたのが、倒した女の子なのか、それとも全くの別人なのか、別人だけど似てる人なのか。
そして、それを見せるか見せないか。
悩むところだ。
漫画とした時にどうなるかでイメージしてみよう。
漫画や映画等の映像作品であれば。
声をかけてきた人の肩とか足元しか写さず、濁すエンドがいいな。
希望的観測だと、それは倒して悪い事をしていた事を全て忘れた女の子や。
悲観的観測だと、それは全くの別人や。
それは読んだ読者に委ねよう。
それが『余韻』というモノだ。
だから……
女の子は倒したけど、死んだかどうか分からないようにしたいな。
で、その女の子は悪の化身ではなく、何かに操られていたとか、仕方なく悪い事をしていたとか、そんな感じなんだ。
だから、主人公のヘタレ男子は葛藤する。
この子が本当は悪い子じゃないって知ってるから。
でも
倒さないと解決しない。
だから、倒した。
葛藤しながらも。バディ相手に気合い入れられながらも。
よし。
なんか、良い流れじゃないかい?
イケるような気がしてきたんだけど
よし!
じゃあこの流れで考えていこうぜっ!!
あとは細かい流れや設定などを詰めていくだけだ!
よし。
なんか締め切りに間に合いそうな気がしてきた!
やるぞー!!
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