E06:悪魔と天使が頭の中でバトルを開始したよ

寝しなに考えた。(※だから眠れないんだよ。


タカナシさん案①の毒舌女子、『丁寧な物腰の朗らか系』をやめて、クール系にしようかとも考えた。

例えて言うなら、私の作品『【KAC9】おめでとうって言われたい。』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054889033102 )に出てきた赤羽さんが、冷めた毒舌ツッコミを入れる感じ。

まだ具体的な事を何も考えてないからブレるんだけどね。

この二つのタイプで、より合う方で先を考えられたらいいな。


さて。


バディモノで、異能バトル、とした時に。


『敵はどんなのだ?』


という疑問が湧いてくる。

作品の魅力はヴィランの魅力と言っても過言ではないと、私は最近思っている。

昔から、映画やドラマでも言われていた。

主人公が映えるのは、周りを固めている役者が良いからだ、と。


まさにその通りだと思う。


だから、ヴィランをちゃんと考えたい。

『ただの悪の化身』『絶対悪』というものは、私は好きくない。

便利だけれども、ぶっちゃけ薄っぺらいなぁと感じてしまう。


今回に限って言えば、深みを与えてる時間とか、背景を説明する文字数もないと思うんだけれど。

できる範囲で魅力的なヴィランにしたい。

そして、ちゃんと『主人公たちが倒さざるを得ない理由』が欲しい。


はてさて。

それはなんだろな。


何もない所からネタを生むのは難しい。

ヒントを探そう。

困った時のグーグル先生だよっ!!


過去に起こった事件とか見てみよー。


***


取り敢えず、大正時代に発生した事件を眺めてみた。

うーん、色々あった。

結構エグい事件も多かったなー……


この事件たちを参考に考えてみよう。


……考えていたら、いつの間にか意識を失っていたよ。


意識を失いつつ考えていたのは、『主人公のヘタレ男がその敵を倒す事を躊躇ちゅうちょした方が面白いかな』という事だった。

例えば、「その子を救う為に倒さざるを得ない」という状況。

ヘタレがその葛藤を抱いた方がストーリーが転がりそうかなと思った。

そしたら。

やっぱり敵は女の子だよね。

ヘタレ男子が『ちょっといいな』って思うような女の子。

でも、そうすると、毒舌女子との絡みを考えてからどんな敵の女の子にすべきか考えないとね。


優先すべきは主人公側の毒舌女子だ。

こっちの子の方を可愛く設定する必要がある。

だって、そうじゃないと書くのが楽しくない。


敵が何であれ。

やっぱり先にバディ二人のキャラを決めないとダメだね。


さぁ〜て。

こっから執筆速度がガクンと下がるよ〜

思いつかないからねっ!!


……ここでふと思う。


今回のこのエッセイは、ルーキーズチャレンジの為だ。兎に角文字数を稼ぎたいという下心爆発でこの形式にした。

エッセイと本編を1つの作品の中に入れてしまうのだ。


まだ本編の方が影も形も無い為、エッセイしかない状況ではあるが。


しかし、今ふと。

自分の感覚に驚いた。


『エッセイ > 超えられない壁 > 本編』


と、無意識に考えていたのだ。

本編は、書ければいい。完結できればいい。

ぶっちゃけ、面白くなくてもいい。


何故なら。



愕然とした。

そんな感覚でストーリーを考えようとしていた事に。


いくら趣味の物書きだって、それはあんまりじゃないか??


折角、このエッセイに気付いて下さった方々が、時間をかけて読んでくださるのかもしれないのに、になって良いはずがない。


確かに文字数バトルだから、書いてなんぼだ。

賞金GETする為には、面白さ云々より、暴力的な文字の洪水の方が勝る。


私は、賞金に目がくらんで、大切な事を見失っているのではないか……?


私にとって文字を書くという事が、お金稼ぎの手段のみに、堕ちてしまっているのではないか……?


……。

……。

……。


うん、でも、金は欲しいし(※本音


底辺のIT社畜さんは他に稼げる手立てないし。

給料安いし。平均年収以下やし。

金くれるなら、なんでもやるわ。

ちょっとでも足しになるなら暴力的な文字数書くわ。


だって。

金、欲しいし。


ああっ!!


私の中で拝金主義の悪魔と天使が戦ってるっ!!


かたや、物語を書くのなら自分のベストを尽くして面白いものを書きなさいと、良心に訴えかけてくる!!


かたや、金がねぇと生活苦しいんだよ。貰える可能性が高い方法を選ぶのが当たり前だろ金欲しいだろと、懐事情に訴えかけてくる!!!


ああっ!!


悪魔のが俄然強い!!

だって本当にお金は欲しい!

名誉はいらん!

金だけくれっ!!


いかん!

悪魔優勢過ぎ! 天使頑張って!!


ああ、天使が私の事を、忘年会シーズンに路上のあちこちで見かける吐瀉物を見るかのような目で見下げてきてるっ!!


……。

……。


ホラ。

どうせさ。

書き溜めてた人には勝てないじゃん?


だからさ。

行き過ぎた拝金感情は持ってるだけ無駄だよ……

期待したって……無理なんだからさ。


……天使が勝った。

現状のシビアさで目が覚めたよ。


どうせ文字数でだって勝てないもの。


だから、やっぱり本編についても面白い物を書けるように頑張ろう?


ヨシ。

その為には、『物語で何を表現したいか』を考えよう。

凸凹バディに、その表現したい事を行動させるのだ。


よし。

少し、自分の心を覗いてきますわ。


ちょっと行ってきます!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る