E08:敵について考えてみようぜ!
さて。
そろそろ移動時間が終わってまう。
移動が終わったら思考を中断して、仕事に没頭しなければならない。
だから、移動が終わる前までに、キリのいいところまで考えたい!!
なんとなく。
なんとなーく。ストーリーの形が見えてきた気がする。
これを発展させようではないかっ!!
まず問題は。
主人公となりうるヘタレ男子やな。
彼は、何者なのだろうか?
うーん。
主人公から決めていって、それに敵を合わせるのか?
そしたら、さっき思いついたようなエピローグに持っていけないかもしれない。
私は。
エンディング至上主義である。
どんなに素晴らしい作品でも、最後が尻切れトンボになってしまったり、ご都合主義で終わってしまったりするのが、好きではない。
むしろ、読了後の余韻の為に、作品を書いているといっても過言ではない!!
だから!
その為には主人公の設定すら変えるぜ!!
ヘタレ男子、という部分以外はファジーに行こうぜ!
よし。
まずは。
舞台設定だな。
これが、異世界なのか現世界なのか、古代なのか昔なのか今なのか近未来なのか遠い未来なのか。
漠然とイメージしていたのは大正時代だ。
今まで、そこ辺りの話を書きたくて書きたくて書きたくて悶々としていたから。
ここぞとばかりに利用させてもらうぜェ!!
でも、フィクションだから、異能力でバトルするぜ!!
でね。
その時に起こる事件、なのだけど。
昨日寝しなに色々調べていて、記憶に残った事件がある。
実際に昔類似した事件が複数起こってたみたいなんだけど。
犯人の女が、他人からお金を貰って面倒を見る為に預かった幼児や赤子を、金だけは貰い続けつつ殺しまくった、という事件だ。
被害者の数は分からないんだけど、200人とか殺したと言われる女も居たらしい。
怖い怖い……
勿論、これをこのまま使うつもりはないよ。
そしたら、敵の女の子、普通にただの金にガメツイ殺人鬼になっちゃうし。
そこで。
他の設定も混ぜてみたらどうかと思った。
沢山の子供が殺された、で、ぱっと思いついたのは鬼子母神だ。
鬼子母神とは、知らない人の為に雑に説明すると。
凄い子沢山の女神様がいたんだけど、その女神様、他人の子供を攫っては食べたりしてたんだよね。
お釈迦様が女神様を反省させるため、女神の沢山の子の中から一人を誘拐しちゃうんですよ。女神様、勿論悲しむ。沢山いたって我が子ですからね。
そしたら女神様はそこで初めて『そっか。今食べようとしてたこの子も誰かの大切な子なんだよな……食べるのやめるわ』と改心します。そして無事自分の子供も戻してもらい、良い女神様になりましたとさ。
という話。
だから……
ある村や町で、子供が失踪する事件が多発。
それは敵の女の子がしてたんだけど──攫った理由は、自分が大切にしている何かの為だった。
その大切な『何か』が子供を食べるから、世話する為に攫ってた。
でも、女の子自身にも葛藤はあって──
って感じかな。
*** ここで移動時間があえなく終了 ***
ああ……書いてたやつ。
保存し忘れてブラウザを閉じてしまった……
折角書いたのに吹き飛んだ……うう……
ええと。
何を書いていたかというと。
敵の女の子は、その大切な『何か』の為に子供を攫わざるを得なかった。
その『何か』が真のボス的なヤツで、コイツはバッサーと倒してしまいたい。
「お前が悪いんだッ!!」的な感じで。
……でも。
人間を食べるから悪いヤツ、という認識で倒したくない。
だって、生きる為に食べていただろうから。
人間だって、牛や豚、鶏食べるしさ。
人間だけが食べられたらNGって、なんかそれは偏った倫理観な気がする。
倫理観は揺らぎやすい。
また時代によっても違う。
人の命が
「どんな理由があったって、人は殺しちゃダメなんだよ」っていう認識が生まれたのだって、日本ですらここ200年弱の認識だし。
にも拘わらず、戦争では人殺しが行われる事もあるし。
「人は殺しちゃダメ、だから人を喰うお前を殺す」
なんて簡単に主人公側に倫理を振りかざして欲しくない。
ここにも、相手を倒す理由が欲しいところだ。
ついでに、この部分についても、主人公に葛藤して欲しいところでもある。
主人公には大いに悩んでいただきたいね。
あんまり説教臭い物語にはしたくないんだけれど、主人公側に何の葛藤もなくただ爽快に全ての物を物理で薙ぎ払っていく、という話も、私はあんまり好きじゃない。
大人になってしまったからだろう……な。ふふ。
さて。
ちょっとだけ敵について考えてみた。
多分、このままの流れになるだろうなって感じだね。
あとは、敵の女の子、真のボス、主人公のヘタレ男子、バディの毒舌女子を、設定と同時に深堀していこうではありませんかっ!!
お。
なんかいい進み具合じゃね?
できれば、開催期間の半分は本編の執筆に使いたいから、ネタ考える方は今週中でカタをつけたいところだね。
うん、いけそうな気がする!
取りあえずキリがついたのでここまで。
続きはまた次回ねッ!!
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