0/1 パスポートを 送った人だそうです

まあ もちろん ここがどこかわかるわけでもなく 適当に歩いていると まあ人が来るってこともなかった。


みんなが進む方向に進んでいくと メインストリート と書いてある看板が見えた。まあもう異世界に来たっていうことはわかってるし、友達に勧められて異世界物のアニメを見るようになったので、その辺にいる猫耳が生えたしっぽが生えたっていう人とかは気にしなかった。

ここでふと思い出した。手紙には魔法研究所と書いてあったことを 適当に歩いていても仕方なかったので、周りの人に聞いてみた。

「へえ 魔法研究所になんの用なんだ?珍しいな」と聞いた人に言われた。アニメでよくあるやつだ。


教えてもらったように というか魔法研究所はメインストリートの突き当りの大きい建物だった。

入り口は自動ドア…ではなく魔法でできてるんだろう。

入ると普通のホテルのロビーとか大病院のロビーとかそんな感じだ。受付があり、ソファーがあり、何語かわからない雑誌 が多分この世界の言葉だろう があったり、まあ普通のロビー。魔法要素もない。

受付に行くと受付の人はあわてた様子で奥にあった階段を上がっていった。周りは騒ぎになっていた。っていうかこれってよくあるアニメパターンじゃん!

と、5分ぐらい待っていたらおじいさんが降りてきた。

「おおルア様ですか こちらへお越しください」

名前は何で知ってるかはわからないがまああとでわかるだろう。

このまま奥へ行くと魔法でできたワープ装置っぽいのがありそこから上へ行った(多分上)

連れられて部屋に入ると 一人の男の人が待っていた

「君が 峠野ルア くんだね ニュージーランドと日本のハーフとかなんとか」

びっくりしたことが一つ。どうして僕たちの世界の地名を知っているのか?

まあいったん はいと答えた

「まあ 僕がなんで君たちの世界の国々を知ってるか疑問になるだろうし ゆっくり話そうよ。 はいお茶だよ」

多分アニメでいうココが重要なシーン しっかりと話を聞くようにした

「まず僕は君たちの世界 グレイヤ・シスゴレン の魔法研究科なんだ。だから一番グレイヤ・シスゴレンのことには詳しいんだよ。」

変な名前つけられているようだけど ここの呼び名なんだろう。

「この世界、シライマ・シスゴレン はシスゴレン世界たちの中心であり、みんな異世界のことについて多少は知っているんだ。そして一番異世界のことを知っているのが異世界魔法研究会。 魔法研究会の一部なんだけど、異世界の魔法について研究してるんだ。」

とまあそんな話をしていると、ドアが開いた

「所長。時間です」

え 所長!?

「そう 僕はこの研究所の所長でもあるんだよ。さて、ルア君ちょっと街に出ようか。ちなみに遅れたけど僕の名前はロラス。よろしく!」



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