第68話 蘭《ラン》とのキス……

 僕は、ランあでやかに濡れた紅い唇にき寄せられていった。


 間近で見てもランは人工人形、セクシードールとは思えない。


 まるで生きた美少女のように瑞々みずみずしくつややかな唇だ。


「……😳💦💦」彼女の濡れた紅い唇を見ているだけで無性に胸がときめいた。


 下半身は尿意を催し、膀胱が破裂しそうなほどたかまっていた。

 すでに股間はパンパンに突っ張っていた。


「うう……😳💦💦 キスがしたい……」

 しかし僕の本能が呼び寄せていく。


 眩暈めまいがするほど濃厚で甘美な薫りが、わずかに残った僕の理性を壊していった。


 妖しくベニ色に染まった花におびき寄せられていく羽虫ムシのように、僕はランに唇を寄せていった。


 一瞬、チラッと横目で、おユウの寝顔をうかがった。


 まだ彼女はスヤスヤと安眠しているようだ。相変わらず大胆に大股おおまた開きだ。

『……😳💦💦💦』

 何となく滑稽こっけいな格好だが、美少女がやると何処どこか淫靡でもあった。


『よォ~し…、おユウの邪魔が入らない今の内だ❗❗』

 キスしようとランの上におおかぶさり、ゆっくりとセクシードールの紅く妖艶なまめかしい唇に顔を寄せていった。


 大きく柔らかな胸の膨らみが僕の胸板に密着し、ムニュッと変化した。


 

「ン……😚✨✨💕💕」

 つややかに濡れた唇がたまらなく僕のいやしい劣情をあおり立てた。



 ついに、柔らかな唇同士が重なった。


『やったァ~~ーー🎶✨』

 セクシードールランとキスをした。


 何度、キスをしても胸がたかまった。





 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


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