第52話 どこの百合族だよ❗❗

「ウッフフ……😌✨✨ 何よ……

 センセェの臆病モノォ~ー……❗❗❗」

 美少女はあざけるように笑った。


「ううゥ~……😓💦💦」

 返す言葉もない。今さら言うことでもないが、元来、僕は臆病者ビビりだ。

 これまでも断られるのが怖くて、女性に告白した事さえなかった。


「ンゥ……😔💦💦 ねぇ、センセェとチューしたから、おランが動きだしたのかしら……❓❓」

 深い考えもなしにユウが呟いた。


「え……、チューしたから……😔💦💦

 いや、まァ~…、そんな事は」

 チラッと、目を瞑ったままのセクシードールへ視線を送った。


「うゥ~ン……😔💦💦」だが、待てよ……

 決して、そんな事などないとは断言できない。


 なるほど……

 キスをしたから、唇にそなえつけられたセンサーが作動して動き始めたのかもしれない。



 しかし……


 あの『どスケベ親爺ジジー』の蔦屋の旦那だって、嫌って言うほど、このセクシードールにキスくらいしたはずだ。


 もしかしたらコスチュームを全部、ぎ取り、真っにして本物のセクシードールのように、みだらな合体ジョイントプレイだってこころみたかも知れない。


 それとも変態行為だが、腋の下を舐めた事で、唾液か何かからDNAを感知して反応し起動したのだろうか。



「ン……😔💦💦」名案が思い浮かばず、思案投げ首している間に、ユウは大胆にもセクシードールのランを抱きしめ熱烈なキスをしていた。


「ン……👄✨💕 じゃ、おユウがチューして動かしてみるわ❗❗」

 ランに唇を重ね、そのまま彼女を布団の上に押し倒した。


「おいおい…… おユウ、無茶をするなよ❗ お前専用のセクシードールじゃないんだ❗❗❗」

 どこのポルノの百合ユリ族だよ。だが、中途半端に止めるのは勿体ない。




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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