第48話

「ううゥ~……😳💦💦」僕は戸惑って小さく呻くばかりだ。

 おユウは意識的になのか、柔らかなオッパイを僕の胸板へ押しつけていた。

 可憐で決して巨乳ではないが、魅惑的な膨らみだ。


 知らず知らずのうちに心臓がドキドキしていた。異様に下半身が熱くなるのが自分でも解かった。


 昔から女子と関わるのが苦手なので、ユウのような可愛いと仲良くするのは、生まれて初めての経験ことだ。


 しかもあの【伝説のアイドル】高原 ユウそっくりの美少女の方からキスをせがんでくるのだ。


 ブサイクだった漫画家のアシスタント時代の写楽には考えられないシチュエーションだ。

 夢なら決して覚めないで欲しい。


 興奮で、かすかに指先が震えた。その手で僕は、おユウの頭を優しく撫でた。


「あン……👄✨💕」おユウが喘ぐように吐息を漏らした。

 彼女も興奮しているのだろうか、頬が火照ってほんのりとサクラ色に染まっていた。


「あ、ありがとう…… おユウ……

 マジで、チューして良いのか❓❓」

 僕の声が僅かに震えていた。


「うン……👄✨💕」ユウは小さく頷いた。

 美少女の大きな紺碧の瞳がキラキラと輝いて見えた。


「ゴックン……😳💦💦💦」

 生唾を飲み込み、ゆっくりと唇を近づけた瞬間、僕の視界にランの手が映った。

 ほんのかすかだが、ピクッと動いたみたいだ。


「あァ~……😲💦💦💦」

 ドキッとして、咄嗟に僕はユウから身体を離した。

「そ、そんな……❗❗❗」

 僕はセクシードールおランの手を見つめ動けずにいた。




 

 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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