第47話

 おランの紅い唇が、かすかに開いて一層、妖艶なまめかしい。


 吸い寄せられるようにセクシードールの唇を見つめていると、横にいるおユウが、不満げな顔をして僕を睨みつけた。


「ンゥ~……😒💦💦」唸るように僕を威圧した。


「ううゥ~……😓💦💦」

 マズいと思い、咄嗟に視線を逸らしセクシードールの指先を見た。


「ン……❓❓」

 しかし心なしか、おランの様子が変だ。

 さっきまでとは微妙だが変化があった。


「……😒💦💦」だが睨みつけていたユウの方も黙ってはいない。

「ねぇ、センセェ……👄✨✨💕

 チューしたいなら、おユウとチューしてェ~ー……😚✨✨💕」

 はにかんだみたいに頬を紅らめ、唇を尖らせて迫ってきた。


「え……😳💦💦 お、おユウと……」

 もしかして、彼女は僕とセクシードールの関係に嫉妬ジェラシーを感じているのだろうか。


「うん、センセェ……😚✨✨💕 

 ほら、チューしてェ良いぞォ~ー🎶✨💕

 いっぱいしてェ……👄✨✨💕💕」

 無邪気に抱きついてキスをせがんだ。


「ううゥ~……」すぐには反応できず呻いた。

「お願いィ~ーー……❗❗❗❗

 センセェ~ーー……😚✨✨💕」

 しかしユウは構わず、僕に抱きついたまま目を瞑って迫ってきた。


「……😳💦💦」あどけない顔をしているクセに、ナゼかいろっぽい。


「ン…😚✨💕💕」

 心持ち顎を引き上げ口づけを待っているようだ。

「ううゥ~……😳💦💦」その間も、柔らかな胸の膨らみが僕の胸板に押しつけられた。



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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