第45話

 おランは目を瞑ったまま、キスを待ちわびているみたいだ。


 ポッテリとした肉厚の紅い唇が無性に妖艶なまめかしい。


『ああァ~……😳💦💦💦』キスがしたい……

 今すぐキスをしたい。

 もう堪らない。


 しびれるような快感が全身を突き抜けていった。

『ゴックン……😳💦💦』

 また生唾を飲み込んだ。

 さっきもおユウやおちょうと口づけをしたが、やはりまだまだ初心者だ。


 チラッとおユウの動向をうかがった。まだおランの着物を探しているみたいだ。


「よォ~ーし……😆🎶✨」今のうちにキスをしてしまおう。


 一気に胸がたかまった。武者震いだろうか、興奮と緊張で全身が戦慄わなないた。


 意を決して上からランおおかぶさるように抱きしめた。


 柔らかな胸の膨らみが僕の胸板へ押しつけられた。


『ン……😚✨💕💕』

 僕は唇をすぼめ、おランの紅い唇へ近づけていった。


 ついに、唇が触れあった。

『ン…… やったァ~~ーー❗❗❗❗』

 柔らかくて極上の感触だ。


 セクシードールおランとの初めてのキスに感動し、頭の中が真っ白になった。

 ドキドキとパンクしそうなほど胸が踊った。


 ようやく気持ちを落ち着かせ、舌を差し出し、おランの紅い唇を舐めた。

『ン……😚✨💕 おラン……』


 その時、背後から叫び声が響いた。

「あァ~~ーー❗❗❗❗

 センセェェ~ーー……❗❗❗❗」




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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