第33話

「僕に、任せて……

 このおランを預からせて下さい❗❗」

 もう一度、蔦屋の旦那へ頭を下げた。

 取り敢えず、このセクシードールを直す事を了解しておこう。そのあとの事は成り行き次第だ。


「おおォ~ー😆🎶✨ いいねェ。源内❗❗❗

 良く言った❗❗ 頼むぜェ……❗❗」

 景気良く旦那は、バシバシと僕の背中を叩いた。


「ちょッちょっと……😣💦💦💦

 痛いッてェ……」

 強く叩きすぎだ。


「頼むぞォ~ー😆🎶✨ センセェ~ー🎶✨」

 真似して、おユウも僕の背中を派手に叩いた。

「キャッキャッ頼むぞ❗❗ 源内センセェ」


「い、痛い、痛ィ~ーーッてェ……❗❗❗

 こっちは病み上がりなんだから……😣💦💦

 手加減しろよ❗❗」

 まったく二人して手荒い歓迎だ。


「ふぅ~ーー……😔💦💦」

 大きく息をつき、改めてセクシードール おランを見つめた。

 穏やかな寝顔だ。スヤスヤと眠っているみたいだ。

 

 彼女を動かせるか、どうかは不明だが、美少女セクシードールおランを調べるのは単純に興味深い。


 いずれにしても燃料系や動力系統の故障なら専門外なので、御手上げだ。

 こんな精巧なセクシードールを直せるはずがない。


 どんな燃料電池を使っているのかさえ定かではない。

 もし本当にセクシーアンドロイドだとすれば、僕のいた二十一世紀よりもかなり未来からタイムスリップしてきたはずだ。


 さし当たって、起動スイッチのようなモノを探さねばならない。


「ン……😳💦💦」

 だが、まさか蔦屋の旦那やおユウ手前、いきなりセクシードールの胸元を開き、オッパイを揉むワケにもいかないだろう。


 まして、パンツの中を探るのは旦那たちが帰って、ユウが寝てからだ。


「よォ~ーし❗❗❗」

 気合いを入れ、おランの身体検査に取り掛かった。




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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