第30話 セクシーアンドロイドお蘭

「ああ、スゲェ出来バエだろう❗❗ さすが舶来品のオランダ製だァ~~ーー❗❗」

 蔦屋の旦那は、まるで自分の娘を自慢するように豪快に笑った。


「そ、そんなバカな…… オランダ製だってェ……❓❓」

 もう一度、僕は【眠り姫】の手触りを確かめた。

 撫で回すようにセクシードールの腕を揉んでみた。

 さすがに、蔦屋の旦那やおユウの前でセクシードールのオッパイを揉むワケにはいかない。

 やはり、どう考えてもセクシーアンドロイドだ。


「ああ……😳💦💦💦」

 ぬめるようにツルツルとした柔肌だ。しっとりとして手の平に吸い付くようだ。


 触った感触では、とてもセクシードールとは思えない。本物の美少女と変わりない。


 次に、二の腕の裏側をさすった。

「ああ……」なんて柔らかくて気持ち良い感触なんだ。プニプニとして弾き返すみたいで不思議と胸がときめいた。 

 異様に心臓がドキドキしてきた。


 聴いた話しだが、女性の二の腕の触り心地はオッパイの感触に似ているらしい。

「ああああああァ~~ーー😳💦💦💦」

 このセクシードールのオッパイの感触は、こんな感じなんだ……

 一気に心拍数も急上昇だ。


「ケッケケェ…、どうだ。源内……😆🎶✨

 夢のようなカラクリだろう❗❗❗」


「うン……😳💦💦」確かに……   

 夢のようだが…… どうしても二つの胸の膨らみが僕の好奇心を誘っていく。

 一度で良いから、このたわわに実った二つの果実を舐め回すように揉んでみたい。

 

 僕の下半身は、これ以上ないくらい熱く火照っていた。


「ケッケケェ…😆🎶✨ オランダ製だから、【おラン】ッて名付けたンだよ……」


「うう…😔💦💦💦」

 オランダ製だから、お蘭だッてェ……

 そんなはずはない。


 これは西洋からの舶来品とか、そう言った種類たぐいのカラクリ人形ではない。


 日本にはおろか、欧米にも【人造人間 セクシーアンドロイド】だ。


「ケッケケェ……😆🎶✨ だから、コイツの名前は【お蘭】さ❗❗❗」


「うう…… お蘭だってェ……」

 つい聞き返してしまった。


「キャァ~~ッ✨😆🎶✨ 旦那ァ~❗❗❗ これオランダ製のお人形さんなのォ~ー🎶」

 おユウは、まるで新しいオモチャを買って貰った少女のように

 紺碧の瞳がキラキラと輝いた。


「うう……❓❓ お蘭か……」

 この巨乳アンドロイドが……

 だが、蔦屋の旦那には、このお蘭がセクシー アンドロイドだと説明するには時間が掛かりそうだ。


「ケッケケェ……😆🎶✨ ご機嫌だろう……

 源内ィ~ーー……❗❗

 これだけのカラクリだ。何処かを直せば、動き出すに違いないンだ……」

「え……❓❓」直せす…… 

 このセクシーアンドロイドを。


「ケッケケェ……😆🎶✨ 源内……❓❓

 このお蘭を直せそうか……」

 蔦屋の旦那は、また豪快に笑った。


「お、お蘭を……」




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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