第29話 【カラクリお蘭】……😆🎶✨

 人造人間……



 そうだ……。

 これが、アンドロイドだったら有り得なくはない。


 しかも、性的な意味でのドール……

 セクシーアンドロイドだ。


 だが、この江戸時代に人造人形……

 アンドロイドなど存在するはずがない。




 僕のいた二十一世紀の科学でも造りだす事は不可能だろう。

 だとしたら、この人造人形は、未来の何処かからタイムスリップして来たのだろうか。




 いや、そんな事は信じられない……


 そんな空想は『ター💟ネーター』など、SF映画の世界の話しだ。


 もちろん本物のセクシーアンドロイドを見たり、触ったワケではない。



 あくまでテレビの特集で、セクシードールを見たくらいだ。しかしそれでも断言できる。


 これは未来の【セクシードール】だ。



「よォ……、源内❗ どうだい❓❓

 信じられないだろう……❗❗

 ワシだって、いまだに半信半疑だ……」

 蔦屋の旦那も慈しむように【眠り姫】の頭を撫でた。


「……」夢中で、僕もこのセクシードールの身体を撫でた。


 スベスベした肌触りは、美少女のおユウとまったく変わりない。

「うう……😳💦💦」

 魅惑のオッパイが僕の目の前にあった。


 もし僕ひとりなら間違いなくこの柔らかそうな胸の膨らみを触って揉んで、思いっきり顔を埋めているだろう。


 知らぬ間に、『はあはあ……✨💕💕💕』と呼吸が荒くなり、下半身が熱く火照ほてってきた。

 心拍数も急上昇だ。


「ケッケケェ…😆🎶✨ どうだ❓ 源内……

 コイツは、お蘭だよ❗❗❗」

 蔦屋の旦那もいつもの調子が出てきた。


「え…… お蘭……❓❓」無意識に聞き返した。


「そうさ…… コイツは舶来品の【カラクリお蘭】だ❗❗」


「【カラクリお蘭】だってェ~ーー❗❗❗」

 思わず、僕は絶叫した。




 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

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