第17話 慰めてあげるねぇ😆🎶✨

「フフ…、どうしたの……👄✨💕

 センセェ~…、寒いの❓ 

 こんなに震えちゃってェ~」

 美少女がなまめかしく囁きかけてきた。

「い、いや、別に……、そんな事はないけど」

 かすかに全身が震えているのは興奮と期待からだ。おそらく武者ぶるいだろう。

 震えているのは寒さからではない。


「フフ……👄✨💕 おユウあたためてあげようか……」

 美少女には似つかわしくない過激なセリフだ。柔らかな身体をこすりつけてきた。


「いや、あの……😳💦💦 あんまり……そこを…… こすられると……

 あ、あ、ちょっと、ボ、僕……💦💦」

 詳しく状況は説明出来ないが、何となくヤバくなってくる。タダでさえ僕は、ひと一倍敏感なのだ。


 そう言えば、さっきからおユウを抱きしめているが、本当に彼女と所帯を持っているのだろうか。


 どうやって、この美少女と源内は知り合ったと言うのだろう。


「フフ、センセェ……👄✨💕 怖いの」

「え、いや…… そ、そんな」

 小心者ビビりだと思われたくない。


「怖くないよ…… おユウが優しくなぐさめてあげるねぇ~…😆🎶✨」

 

「わ、わ、ちょっと待ってェ……」

 どうしても腰が引けてしまう。


 とにかく僕は恋愛に関して《ヘタレ》だ。

 小学校の頃から、あまり女子と触れあう事がなかった。

 同じ漫画の専門学校で知り合った友達と、お目当てのアイドル、高原ユウの握手会へ行くのが唯一の楽しみだった。


 だが、その高原ユウは熱狂的なファン、黒須クロスにアイドルとしての命でもある顔面をけがされ、自ら命を絶った。


 漫画アシスタントをしているスタジオにも女子が居ないし、出会いもほとんどない。


「ああ……😳💦💦」

 そもそも僕はシャイな上に奥手なので、こんなにベタベタと美少女に身体を触られると無意識に興奮してしまう。


 しかもその美少女は憧れのアイドル 高原ユウに瓜二つなのだ。


 こんな夢のようなシチュエーションは二度とあり得ないだろう。


「センセェ……👄✨💕」

 不意に、おユウは無邪気に身体を預けながら僕を布団へ押し倒した。


「ちょっとォ~ー……😲💦💦💦」



 ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

 

 

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