第10話 子作りするのは当たり前~ー😆🎶✨

「何よ❗ センセェ、おバカなのォ~ー❓❓

 所帯を持ったら、子作りするのは当たり前でしょォ~ー……😆🎶✨」

 顔は清純派アイドルみたいにキュートで、可愛いのに飛んでもなくエロティックな事を言った。


「え、え、え、え、ええェ~ーー……❓❓ 

 しょ、しょ、しょ、所帯ッてェ……❓❓

 な、な、何を言い出すンだァ~~ー❗❗」

 驚いた僕は絶叫した。


 普通、所帯を持つと言うことは、結婚したと言うことだろう。


 そう言えば、さっきもお蝶がユウと所帯を持ったとか、持たないとかクレームをつけていた。



 まさかこの時代の平賀源内は本当に、このハーフの美少女と所帯を持ったのだろうか。





 平賀源内は、確かに稀代の天才と言われていた。



 発明家としてだけではなく、戯作、浮世絵など芸術もたしなみ、例の『土用のウシの日は、ウナギ』と言うコピーも源内の作品だと言われていた。

 


 しかし最近の調査では、彼は同性愛者ゲイだったのではないかと言う説が有力だ。



 もちろん生涯独身で子供はおろか、嫁も愛人も居ないはずだ。


 どこにも所帯を持ったと言う記録は残っていない。



 だが、この世界は僕の知っている江戸時代とは、かなり違っていた。



 もしかしたらこの美少女と本当に夫婦めおとになったのだろうか。



 僕は、何とか帯をきかけたユウを落ち着かせようとこころみた。


「ちょッ、ちょっと、おユウ……💦💦

 そ、そんなに早まるなッてェ……。

 ま、待ってくれよ……😳💦💦💦」

 美少女の手を押さえないと、可憐な美乳が見えそうだ。もちろん見てみたいのは、山々だが……。


「何よ❗ 待たないわ。決まってるわ❗❗❗

 おユウは決して待たないなの❗❗❗

 大和ヤマトナデシコは、待つ事と負ける事が何よりも嫌いななのよ❗❗」

 まったく勝手な言い分だ。

 コイツは、僕の言うことなど鼻から聴かない様子だ。


「あ、あのねェ…… 大和ナデシコかどうかも怪しいけど……」

 目も紺碧のだし、髪も茶髪に近い。妖精みたいな美少女だ。


「ボ、僕は、ホラ、頭を怪我ケガしてるから…… あ、あまり過激な事はつつしんだ方が……😅💦💦」

 何とか、話題を逸らさないと……


 あたふたして考えている内に、おユウは、

「何よ❗ あァ~~ーー❗❗❗」

 いきなりに気づいたように、叫び声をあげ、僕の着物をごうとした。

 一気に胸が露出はだけた。


「ちょッ、ちょっと…… な、なんだよ……😳💦💦💦

 わ、わ、わ、わァ~~ーー😣💦💦💦💦」

 どうする気だ。止めてェ~ーー……❗❗❗

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