7.単純作業はなぜ飽きる

何度も言いますが、私はアルバイトをしています。

しかも掛け持ちです。大まかに言うと事務とドラッグストアの店員です。


事務もレジ打ちもかなり頭を使います。しかし、書類の整理やお客様の対応で複雑だと感じるのは事務の方です。社員の方ともお客様ともしっかりと臨機応変に対応をしなければなりません。


でも、ドラッグストアでは様々なお客様はいらっしゃいますが、聞かれることや自分がしなければならないことはある程度決まっています。

それに、レジ打ちは体が覚えてしまえば、ある程度出来るものです。


少し前の話になりますがその日、私はメインレジ番手でした。そしてその日は普段より空いていて、とにかく暇だったのです。段々とレジ打ちをしているうちにすっかり飽きてしまったのです。混んでいるときでは、そんな事を考えている暇もないくらいとにかくレジを打つのですが。


ただ、その日はお店の中もガランとしていて

すっかり飽きてしまったのです。


そこで、なんで単純作業は飽きるんだろう、と疑問が浮かびました。作業だけではありません。単純なもの、には必ず飽きが来てしまいます。


ぼーっとし続けているのも飽きていたので考えてみることにしました。ここからは私のくだらない考察になりますが。


人間には五感があります。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚です。今回でいうレジ打ちで使っているのは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚です。


まずお客様とお客様が買われる商品を目で判断し、耳でお客様の声を聞き取ります。レジやらカードやらを手や腕が触ることにより脳に情報が伝達され、脳がまた神経に指令をだし、それにそって体が動きます。鼻はずっとドラッグストアの中の薬やシャンプーやら洗剤やらの匂いをなんとなく感じています。


つまり、五感の中の4つは使っている、ということになります。


しかし人間は常に何らかの刺激を求めています。

新しいことを身につけて成長することや脳で考えて自分の答えを導き出すことに特化した生物です。


だからそんな生物に付いている五感が刺激を感じなくなって、それが飽きに繋がっているということなのです。レジ打ちはある程度の刺激を感じていると言え、結局それを繰り返し慣れてしまっている。

だから飽きてしまうのです。


あながちこの考えは間違ってはいないような気がするのは私だけですかね。


長くなってしまいました。

次回もこの話の続きをしたいと思います。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る