6.バスに乗った時の出来事

この前、バイト先へ行くためにバスに乗りました。

私はICカードをピッと機械にあてて「お願いします」と運転手の方に一言添えてバスに乗りました。

バスの運転手さんは私に見向きもしませんでしたが、それでも全然構わないのです。

自分が伝えないと嫌だから、伝えただけだったので。


しかし、その様子を見ていた中年男性2人がその様子を、ちらっと見た後クスクスっと笑っていたのです。

そして小声で今どき、あぁいう子もいるんだねぇ、的な会話をしているのが聞こえました。

どんな風に思っていたかは知りませんし、もしかしたら良い奴じゃん!と褒めてくれていたかもしれません。


でもなんだかその男性2人の会話に違和感を覚えました。今ここで言う必要ある?それ。

私には少し小馬鹿にしているように聞こえたのです。


今どき今どき言いますが、決してちゃらんぽらんばかりではありませんよ、と言いたいです。


そういう風になんでも制限的になってきている世の中だよ、というのは分からなくもないです。

確かに体罰やらハラスメント系はちょっと前なら当たり前にあった事なのかもしれません。

それが今ではすぐに取り締まられるような社会です。

また上下関係も厳しく、先輩は絶対、という風潮は絶対であったのも事実です。

しかし、今ではそれも緩いのかもしれません。


ですがその風潮に耐えてきたからと言って、まるで自分達が全て正しい、と思っているようなあの態度はあまり良くは感じません。

今の若者は弱腰ばかりだと思っているのでしょうか。


今どきの人でもしっかりしている人は沢山います。

SNSが普及したから、悪目立ちする人が多くいるように感じるだけで、ちゃんと人とコミュニケーションを取れる人は大勢います。結局あの男性2人が若かった頃と今の若者の現状は変わりないと思います。


つまり悪目立ちしてる少数派と一緒にするな!


と、言いたかったわけです。


が、バスに乗る前に買ったアイスを食べるのが楽しみすぎて、すぐにそんなことはどうでも良くなったんですけどね!

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