第21話

ミカエルと俺たち6人は二次試験会場を後にした


「あれだよね、僕ら6人って特殊なんだろうね。アオヤギは一応人間なの?」


「あ?人間だよ。転生者だけどね、魔術師っていうのやってまーす」


キャラバンの中でちょとした自己紹介タイムが始まった。


「僕は―悪魔と人間のハーフです。いまは勇之助さんの術者やってます」


「あなた、悪魔とのなの?気配からして微塵もかんじなかったわよ?」


悪魔という単語に過剰反応した 女の子は漆黒の黒髪が背中まで伸びている

とても妖艶な彼女


「わたくし、サマンサ・アイシャと申します。あ、悪魔族ですわ

アッシュと申しましたね?あなたに興味がわきました。ぜひよろしくですわ」


「あ、はい。同じ魔族同志よろしく」


「魔族ではなくて、悪魔ですわ」


「強調すんね、君も」と勇之助がぼやいた


キッっと、勇之助を睨みつける 


「睨まんでも・・・あっ、狼人族なんだろお前はなんていうん?」


「テルカット・カゲロウ」


陽炎かあ。かっこいいな


「超いかしてんな。いい名前だな」



カゲロウは嬉しそうに


「おう、人間の家族がつけてくれた大切ななまえだからな、この名前をほめてくれたあんたはいいやつだ。よろしくな勇之助」


「わーすごいですー。私 マーブル・リリナっていいますー以後よろしくなんですよおー

因みにわたしはー淫乱の悪魔サキュバスを父にもてまーす。母はあー人間さんなんですけどおーとっても父が母大好きーなんでー私もー人間大好きなんですうー」



「リリナは幼くみえるけど いくつかな?」



「今年で170歳ですぅー」



そこにいた全員が 言葉を失った


170、魔族だからか。」


「随分お若く見えますね。7歳くらいかと」



「いいんですー今は。父もそんなんでしたしー、わたしも一応悪魔なんでーよろしくですよお?サマンサさん」



「アイシャでよろしくってよ」



やや、ツンデレである。



いや、ツンデレだ。


いやしかし俺は見た目7歳のリリナに釘付けだ。


【神風】 ミカエルギルド長メンバー


勇之助 ロリ…子供好き


アッシュ 天使みたいな悪魔


アオヤギ 男装の麗人


カゲロウ 家族思いな狼


アイシャ ツンデレ


リリナ ロリババア

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