第8話 まさかの咳エチケット
内科で咳が止まらないと訴えたら、血液検査をされ、なんともないから風邪薬は出せないと言われた。吸入の薬をなんとかもらって数日経つ。
今日は公園でちょっとしたジョギングをした。
その後が大変。咳が止まらない。公園には老若男女+犬。じゃがいも洗いみたいにたくさんいる。マスクはない。慌ててハンカチを取り出し口元に当てる。
ついさっき手洗いに行ってきたトイレに、咳エチケットの張り紙があった。まさか自分がその張り紙に助けられるなんて思ってもみなかった。
げほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほげほ
辛いのはこっちだ。だが、誰が見てどう思っているかわからない。
こんな時期になんてことだ。体調的に辛くてお弁当を買って帰ろうかと思ったが、咳をしながら店に入るのも気が引ける。知人に買ってもらって受け取った。
家に戻ってげほげほ言わせながら、お弁当を食べた。そして吸入。
ふー。
ようやく生きていていいと言われたような気がした。
最近立て続けに、懇意にしていた病院が2件無くなった。じいちゃん先生だったので、引退されたようだ。困っていると言ったら好き程く〇りをくれたのに。。。肺と心臓の比率を見て、「子供の頃に喘息って言われませんでした?」って何回も聞かれて、「いいえ」とその度に答えていた。うーん、そうだったのかもしれないと今更ながらに思うのである。はいここ、テストに出まーす。
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