第一章、青い桶

第3話ぞくり


ーーぞくり、

ーーーーーーぞくり

ーーーーーーーーーーーーーーぞくり


この仕事は、初めてじゃない

日本呪術協会の「人間」--出水いずみは、考える

「出水ーこれ、どう考える」

「出水?どうした」

「ああ、そうだなとりあえず、おやっさん連れてくるよ」

昔の友達がアルバイトで、呪術協会の「手伝い」に来ている

それはいいのだが

(ちくしょうーーーあいつただの水としか見てねぇ)

まぁそりゃそうだろう、誰が「ガイシャ」を、「水」だと思うか

「おやっさん。--おやっさん、どうしたんだ」


その時、おやっさんと藻の花にあう

「おやっさん、藻の花、どんな感じなんだ」

出水は、スーツを羽織りなおす、「それが、出水、かんばしくない」

「どういうことだよ、「親父オヤジ


慣れ親しんだ「尊敬」する「名前」を呼ぶ、

ーーずっと、ずっと呪術協会に入るまで、尊敬する旦那だった

         入ってからも、「尊敬」してた

「、、、今回の「ヤマ」がそれだけ厳しいってことかよ」


ーーいつも、本の整理や記述なのに、今回「俺たち」までかりだされたってことは


「--藻の花、どうだ」


「かんばしくないよ、出水」「なんだよ」


「アレ」--指さす方を見る


水に濡れた赤い札「なんだ、ありゃ、、、、まさか、うそだろ」

    その下にある「眼鏡」は

「セ、先輩、せんぱーーーーーい、なんで、おい、なんでなんでだよ

藻の花」

藻の花の、胸ぐらをつかむ

「おい、話してやれ」

「でも、金田先輩が、、、」


「でも、藻の花は悪くないだろ」

親父はそういうと、太い腹をこするー―彼は知ってる、親父がそうするということは本格的に「キレた」時だけだということを


「藻の花、」「はい」

「出水」「初めての山だ、、、俺たち始まって以来のな


ーー霊は金田先輩で決まったよ、オーブもそうでた、、、出水

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー耐えろ、なくなとはいわん

耐えろ」

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