隠れ1人称だろうなっていうのは最初にわかったんですが、こういう設定とは思いませんでした。
予想では、女神の力と構成がリンクしてて、それまでの流れを叙述トリックで逆転させる――という形になると思ってたんですよね。あるいはすでに変わった結果が叙述によって隠されていると。
なので最後の一文が響いたんですよね。
作者からの返信
ありがとうございます!
成井はミステリーの人ではないので、叙述トリックは使っても、やっぱり、青春、恋愛、ヒューマンドラマに帰着させたいんですよね。
ミステリに造詣の深い戸松さんに読んでいただけるであろうことが刺激になり、叙述トリックを仕込む上でもはりあい(やりがい)があります。多謝。
叙述トリックもじんわりきいて、最後の余韻に繋がっていれば良いなと思います。
ありがとうございます。
鮎川さんが亡くなる運命を変えられないのが切ない。
だけど例え結末は同じでも、そこに至るまでの道が違えば、かつては得られなかった幸せを掴めるかもしれませんね。
女神に頼って鮎川さんを変えるのではなく、自らが自分自身を変えると言う決断がカッコよかったです。
作者からの返信
努力しても、奇跡を願っても、変えられることと変えられないことがある。
その中で、それでも出来ることを、出来る限りして、悔いの残らないように生きたい。
あの人と、同じ時間を過ごしたい。そういう思いを染み込ませて書きました。
>だけど例え結末は同じでも、そこに至るまでの道が違えば、かつては得られなかった幸せを掴めるかもしれませんね。
というわけで、そういうことですね。お読みいただきありがとうございます!
>女神に頼って鮎川さんを変えるのではなく、自らが自分自身を変えると言う決断がカッコよかったです。
僕たちもそんな風に生きられたら良いなって思います。
ありがとうございました!
あぁ、とても素直に騙されました。気持ちよかったです。
過去のウルドの出現からも全て願いだったのですねー。綺麗かつ切ないお話でとても楽しく読めました。いいですね。こんな風にまとめることが出来たらなぁと思いました。