103号室 葉月林檎
葉月林檎
103号室、葉月林檎の一日。
「ねむ……」
私の朝は、スマホを手に取ることから始まる。時計を見ると8:45分。そしてLINEが来ていないか確認。
「まあ、来てるわけないよね……」
ぽそっと呟く。重たい体を無理やり起こし、二段ベッドの柱に頭をぶつけながらもご飯を食べにリビングへ向かった。
朝ごはんを食べ終え、漫画を読みに部屋へ戻る。今日のコーデはThe適当だ。ベージュに近い色のパーカーに、黒のスキニー。これ以上のものは思いつかない。
「そろそろ、片付けないとマズいかな」
横目で見た机には、もう使わなくなった学校のプリントや進〇ゼミのワークが積まれていた。イラストを描いていたときに散らばってしまったペン、読もうと思って置いていた本もある。漫画に付録として挟まれていたしおりもあり、やりたい放題だ。……勿論、全て自分がやったのだが。ふう、とため息をつき、ワークを手に取った。
片付けている途中、思わず漫画を手に取ってしまった。私の悪い癖だ。
「片付けしてるんだった……って、もう本入らなくないか」
本棚の一段目には小説、二段目には漫画、三段目にはイラストの参考書、四段目には漫画雑誌や大きめの本が入っている。漫画の部分がもういっぱいなので小説の場所に積んでいるのだが、そろそろちゃんとした場所にしまいたいと考えている。小説は大体ラノベと角川つばさ文庫。漫画は少年漫画が多い。少女漫画はあっても数冊しかなく、恋愛ものはほとんどが小説だ。
「片付けは今度にしよう。うんそうしよう」
好物のインスタントコーヒーを作りながらそう心に決める。やはり、朝にはコーヒーが欠かせない。……と言いながらも、もう10時なのだが。物をどかして何とか空いた机のスペースに、パソコンを置く。スマホも横に設置し、イヤホンを耳に装着。YouTubeの再生リストの音楽を流し、ノリノリ気分でカクヨムを開いた。
「コメント来てる……あ、○○さん。えーっと、どう返そうかな」
私は常に独り言が多いのだ。部屋に一人のときは、考えていることが声に出てしまう。小さい声で、だが。その後はお昼ご飯まで作業。お昼ご飯を食べた後も大抵はカクヨムを覗いてはYouTube……の繰り返しだ。最近はゲームに興味がなくなってきた。どういうことだろうか……自分でも驚いている。そんなことを思いながら、夜ご飯とお風呂を済ませる。そしてカクヨムを見てからベッドに潜り込み、一日の振り返りをしてから眠りにつく。それが、葉月林檎の一日である。
……口調が違くて落ち着かない(笑)
ちょっとカッコつけてみました(。-`ω-)まあこんな感じで一日が過ぎていきます。ね~、他に何かないのかよって思うでしょ。ないんだな~。共感したものがあった方はぜひぜひコメントしてくださいね♪ではでは~
103号室 葉月林檎 葉月林檎 @satouringo
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます