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2020年4月1日 22:23
演劇の中のジャンルの一つ、エチュード(即興劇)というのは具体的なセリフや筋書きをほとんど決めずに役者たちがその場の思い付きで話を作るそうですが、大体にして行動的な役者が先手を取って「ここはこういう場面で、こういう状況なんだ」と言い切ってしまうのだとか。すると言い切られた側の役者はその雰囲気や設定を壊さないように、それに合わせてストーリーを展開させたり、逆に自分もアドリブを利かせてストーリーを動かす側に回ろうとする。今回のレッドは最終回に向けて自ら劇中の雰囲気を演出していこうとしていて、その気迫にレディニュクスも呑まれた感じがしますね。
作者からの返信
意識してませんでしたが、それと似たような考え方が根本にあった気がします。遊園地などで行われるヒーローショーで、実際に展開を取り仕切るのは悪役、それも幹部・怪人なんだそうで、レッドに仮託していたのはそういった役割だったんですね。夜子は悪であるという自覚はあっても、それ以上どうすれば戦隊ものになるのかがわからなかったんですよね。そう考えると、赤月は救世主っぽくはあるかもしれません。
演劇の中のジャンルの一つ、エチュード(即興劇)というのは具体的なセリフや筋書きをほとんど決めずに役者たちがその場の思い付きで話を作るそうですが、大体にして行動的な役者が先手を取って「ここはこういう場面で、こういう状況なんだ」と言い切ってしまうのだとか。
すると言い切られた側の役者はその雰囲気や設定を壊さないように、それに合わせてストーリーを展開させたり、逆に自分もアドリブを利かせてストーリーを動かす側に回ろうとする。
今回のレッドは最終回に向けて自ら劇中の雰囲気を演出していこうとしていて、その気迫にレディニュクスも呑まれた感じがしますね。
作者からの返信
意識してませんでしたが、それと似たような考え方が根本にあった気がします。
遊園地などで行われるヒーローショーで、実際に展開を取り仕切るのは悪役、それも幹部・怪人なんだそうで、レッドに仮託していたのはそういった役割だったんですね。
夜子は悪であるという自覚はあっても、それ以上どうすれば戦隊ものになるのかがわからなかったんですよね。
そう考えると、赤月は救世主っぽくはあるかもしれません。