第5話 個性豊か!周りの人たち。
私の周りには、色んな人がいます。
色んな人、人間なので当然でしょうが、私の病気を聞いても、
「ふーん。まあ、なったもんは仕方ないじゃん?
とりあえず、飲みいこうぜ!」
という人だらけ。
職業も様々、医療関係者、公務員、キャリアウーマン二名。
イケメンエンジニア。イラストレーター。有名百貨店チーフ。
年代もバラバラで、そろそろ10年近くの付き合いになる猛者たちです。
この人たちに共通しているのが、偏見を持たずに、
いつも通りをしてくれたこと。
濃いですよ。そりゃもう。
出会ったきっかけは、某アーティストが好きだったことで、ライブでなんかも飲んだり騒いだり、面白い人だらけで、今でもたまに集まって、飲んだり遊んだりしています。
病気になった時、皆していつも通りだったんです。
ただ、薬に関しては医療関係の友人が詳しく説明してくれたり情報を提供してくれました。いまだにそうなんですけどね。
薬が変わったりすると、
「今度はなにきた?」
と気にしてくれます。
公務員は、
「今〇〇にいるんだけどこれから軽く飲む?」
といったスタンスです。
こんな『普通』が、私にとっては心地がいいのです。
あ、本当はあまりお酒ダメなんですよ?
娯楽で飲んだりする分には、ちゃんぽんしないとかルールを決めて飲んでいます。
あとはある日突然、
「ねえ今度舞台一緒にいかない?」
とか、逆に自分も、
「カラオケいかない?」
とか、
今の調子に合わせて過ごしたり、でかけたり、人と接しています。
でもここまでくるのに結構な時間がかかりました。
まず私の性格を言うと、
人に頼るのが下手(というか慣れるのも信用するまでも時間かかる)
表現も苦手(致命的)
なんでも自分でなんとかしようとする(頑固)
口下手(小さい頃から)
上記の四名がお揃いなので、周囲からは、
「何を考えているのかわからない」
という人間でした。
ところが、そんな私をこじ開けてきたのが猛者たちです(表現乏しくてすみません)
本当に、全員が病気のこと知っているわけじゃないんです。
一応診断を受けたときは、心配もしてくれていたので連絡をすぐにしました。
私としては、離れていけばそれはそれで仕方ないし、しょうがない。
腹をくくった面もありました。しかし現実は逆で、
「休めって、お母さんが言ってんだよ。」
と。
もう1000字近くなりそうなので、ちょっと一区切り…
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