第4話 暗い、怖い、悲しい…でも生きるのだ。

双極性障害


と診断されて今年で5年。


精神科に、私は受診しました。

行くまでの記憶、薄いんですよねこれが。


しかし、今思えばひっどい生活を送っていました。

外に出るのは酒を買いに行くときだけ。真っ暗な部屋のなかで、泣きながら過ごし、夕方と朝の愛犬にごはんをあげるルーティンだけはやる。


夜はひどいと何本あけていたかわからない缶の量。

眠れない、でも眠い。涙も止まらない。

お母さんが死んだのは私のせいだ。

暗い。怖い。悲しい。

お母さんのところに逝きたい。

死ぬ勇気もないくせに、ふと包丁に目が行く。


なんで私こんなになっちゃったの?

なんで?


頭の中もぐちゃぐちゃ


母の遺影を見ては泣いて、

ごめんなさい、ごめんなさい。ねえお母さん、なんで私を置いて逝ったの?


怖いよ、暗いよ、寂しいよ。


また名前を呼んでよ。


そんなのを毎日です。毎日。

自殺願望ではなくて、殺してくれ願望が大きかったんです。


それも、双極性障害という診断がおりてからストンと、何かが落ちて。


「ああ…私病気だったんだ…」


と、なぜだかホッともしました。

薬も処方され、休職するよう診断書も書いてもらいました。

診断書を受け取った時の私の気持ちはなぜだか安心した気持ちになっていました。


「休んでいいんだ。私も」


やっとちゃんとしたお休みをもらえると、安堵した瞬間でした。


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