第6話 よし、宅飲みだ。
これ誰言ったと思います?
前回の軽い紹介で終わった人たちのなかのひとりです。
「不労所得で暮らしたい」
が口癖の集団なので、私は聞きなれていますが、
働かざる者食うべからず
を鉄則に生きてる人にとっては敵となるでしょう。
それは置いておいて…
宅飲みっていうとだいたい奴らの目当ては私の作るおつまみです(酒は調達してくるうえでのおつまみです。交換条件です笑)
餃子、からあげ、ユッケ、水菜のサラダ、カプレーゼ、小松菜のからし醤油和え
蒟蒻のごま油炒め、岩下の新ショウガを豚バラ巻、浅漬け諸々…
キリがないです。リクエスト多いんです笑
うまいうまいってご飯食べてもらえるのはとてもうれしいし、楽しいし、
変わりないことをできる私はたいへん恵まれているなと感じています。
人にも恵まれています。ありがたや。
お金は…
なくてもなんとかなります。
私は幸い、社会福祉関連の職に就いていたので、知識はあったものの…
といったところなので、また後々お話はさせていただきますね。
話は戻って。
人とのつながりを保つのも絶つことも、私は難しいことだと思っています。
どっちも簡単でもないし、むしろ精神疾患の方の多くはアンテナをビンビンに張って、周囲の声とか目とかにも気を配って生きてきた人が多いと私は勝手に思っています(あくまで個人的な見解です)
脳も使う、体も使う、そんな事毎日してれば壊れますよね。
うまい具合に、のらりくらりといい意味でうまく生きれる人って素敵だなって私は思っています。
ちなみに言えば、私の友人はそのような感じの人だらけで、だからこそ付き合いがそこそこ長く細くできているのかなと。人柄ももちろんのこと、
言いたい事言って、ぶつかって、でも終われば残ることも無いさっぱりとした関係。毎日のように、親でもないのに
「大丈夫?平気?大丈夫?なにかできることある?」
と言われ続けたら逆に、
「ちょっと重い」
ってなります。親切心無下にしてごめんなさい。
まるという人間は捻くれてるのでそっとしておいて
あげてください。ってことになります。
動物園の木の枝とかでのほほんと、でも内心はマイペースに忙しいナマケモノに永遠と「動いてないけど大丈夫!?どうしたの!?」と話しかけてるのを想像していただけると良いかななんて。
ナマケモノの気持ちとかわからないですけど笑
宅飲み友達は、本当にそこの塩梅が上手で、
料理し終えると疲れている私に代わり、冷蔵庫だって平気で開けて酒取ってるし、
でも気を遣おうとする私に、
「だいたいどこに何があるのかわかるから」
と冷蔵庫ごそごそ。お風呂も勝手がわかっているので、自由に入ってるし、
気を遣わなくてもいい人って本当に大切にしなきゃなぁと感じているところです。
いつぞやは5人ぐらいで我が家に集まったんですが、じゃあ買い物行こうよってなり、スーパーでカートを押している私を置いて各々好きな物めがけていくというスタイルに。
ちっちゃい子供か!
それぐらい自由で、気楽で、病気理解とかしてないけど、それでも
たまに肩たたいて、
「ちょっと休もうよ。一休み、一休み」
と軽いブレーキをかけてくれる人を私は大事にしていきたいと思ってます。
よし、明日はお休みだから、宅飲みだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます