第10話


私は今日とても奇妙な物?を見ていた。

それは私の友達の相田陽菜がクラスのモブ代表みたいな村山澪に一緒に帰ろうと言うもの。

なんで陽菜が?って思ったからこうして今跡をつけているのだ。

まず帰り道2人はカフェによっていた。普通、男子と2人っきりでカフェなんて行くか?しかも、モブ男と。

とりあえずじっと見守っていると何やらモブ男は焦りだし陽菜はドヤ顔をしている。

まじで何やってんの?って思ってたら、モブ男は全てを諦めたような顔をする。しばらく話し合った後モブ男の顔は晴れ晴れして陽菜はぺこぺこと頭を下げていた。

「何してんだろうね?」

「うん」

聞いてきたのは坂井志織。

陽菜とツートップの可愛さを誇ると言われる美少女。

気になったから2人でついてきたのである。

二人がカフェを出て来たので私達も同じ方向に歩き出した。

途中から私が知ってる陽菜の家とは違う方向に行き2人は同じ家に入っていった。


え、ええええええ?


隣を見るとビクビクと震えながら指さす志織がいた。


「あのさ華。」

「な、なに?」

「2人を詰めよう。」

「うん。」

こうして2人の明日の予定が決まった。

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