第11話

「ちょっとどう言う事なの?」

俺が学校に登校した時、木村さんは相田さんを問い詰めていた。

美少女が問い詰められる状況だ。

誰でも気になる。みんな注目していた。

その時不意に

「澪くん、助けて!」

俺に声がかかる。

クラスのみんなの目は俺に向けられた。

「村山!ちょっと昨日なんで2人で同じ家に入っていったの?」

廊下のみんなの目も俺に向けられた。

俺は必殺技をだした。

ぼっちの特権、

「…」

黙秘!!

だって話したらボロ出すだろうし、絶対。

隣で

「おい、何したの?お前」

俺は俺で颯に問い詰められていた。


***


「どういうこと?」

それは放課後。

相田さん、木村さん、坂井さん、俺、颯でカフェに来ていた。昨日も来ていた。

「その…見間違いじゃないでしょうか。」

俺は抗議する。

「んなわけないでしょ!それで?」

「言えません。」

俺は意見する。

「はぁ、あのね、、、」

もういいや。バラしちゃえ。

「家(うち)きたら?」

予想の斜め上の反応だったのだろう。

けど2人以外は全員納得してる。

「分かったー!じゃあ行く!」

坂井さん結構軽いな。

「すみません。私のせいで。」

相田さんに謝られるがこれは迂闊な行動をした俺が悪かった。

「いやこれは俺が悪かった。」

「ちょっと?置いてかないでー陽菜」

「ごめんごめん。けど家来た方が早いと思うよ実際に。」

「じゃあ行く!」

かるっ

けどそれは颯の了承を得る事が必要である。

「もういい?颯」

「いいよー」

という事で俺の家に5人で行くことが決まった。


***


「おかえりお兄。」

「ただいま世奈。」

「あ、陽菜だ!颯お兄もいる。」

「世奈ちゃん、昨日ぶりだね。」

「久しぶりじゃん世奈。次は澪も一緒にね。」

と言われた世奈は嬉しそうに。

世奈を見た木村さんは面食らった顔をしていた。

一方坂井さんは知らない様子である。

「ねえ、なんであの世奈ちゃんがいるの?」

「あれお兄言わないで連れてきたの?」

「ああ。」

「ねえ、世奈で澪で颯ってさその、もしかして」

「まぁそういうことだね。」

俺は答えた。ちょっとドヤ顔で。

「何ドヤ顔してんの澪。まぁでもそのもしかしてだね。」

颯も答える。

「あぁ、なんてことを…自分の推しにどれだけ失礼なことしてたんだろ…ほんとにごめんなさい。」

「結局家来たけどわかんないよぉ陽菜ー」

ちょっとぷんすかしている。

「ええっと、、、」

「村山澪っていう人聞いたことあるでしょ?」

「うん。俳優で有名だね。イケメンでダンス踊れ、る、し?」

ちょっとずつこちらに首を回して察したような顔。

「でも、その、世奈ちゃん(?)が分からないんだ…。有名なのは今の会話でわかったんだけど。」

「YouTuberしてます。」

世奈自身答えてた。

「ごめんなさい。そこら辺はあんまり知らなくて…。」

「いいよいいよー。Youtube知らない人も多いからねー」

「ごめんねー」

「謝らなくていいよ。悪いのは言わないお兄だからね。名前なんて言うの?」

「坂井志織です。」

「木村華です。」

「そっか、じゃあ陽菜と志織と華ね?4人で仲良くしようね。」

波乱の4人組がここで誕生した。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

蒼でございます。

お星様が100を超えたので有言実行です。

それと5月からは完全に週1になるのでご了承ください。

コロナで外出は控えてるんですけどそうするとストレスが溜まるんですねー。だから今は食べることと小説かくことしか楽しみがなくてどんどん太ってます。

昨日大好きなプリンを20個ほど買いました。瓶プリンはもうコロナで売ってそうにないのでメイトーのプリンです。カラメルが苦いのが好きなんです。あとは作ってます。

まじで中学生なのにニートみたくなってます。

…関係ない事はさておきカミングアウト回になりました!いつもよりもちょっと長かったのではないのでしょうか?

明日も投稿です。よろしくお願いします。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る