喫茶店でのんびりしていると目の前に!!~私は婚約破棄をするしかなかった!!

一ノ瀬 彩音

第1話 何でどうなっているの!?

私は今日、お仕事がお休みで久々にのんびりと出来るので

家にはいないで外出しようと思います。


私のお名前は早見綾子。

年齢25歳で職業OLです。


私には婚約している人がいます。


相手のお名前は阿部貞治。

年齢25歳で職業サラリーマンです。


私と貞治は婚約してても普段は2人ともお仕事で忙しいので

週末しか会う事はありません。


私は家から出るとしっかりと鍵を閉めて外出します。


とりあえず、駅前に向かって見ようと思います。


駅前に到着すると気になる喫茶店があるので喫茶店の中へ入ります。


お店の中はオシャレで女性に人気がありそうなお店です。


従業員が私の所へ来ますと席へご案内してくれて、私は案内された席に座ると

従業員は一言言って別のお客の所へ行きます。


私はメニューを見ていると何を頼もうかなって思っているのですけれど、

どれも興味ありますけれど、とりあえずはコーヒーを頼む事にします。


私は従業員を呼びますと従業員が来てくれてコーヒーをご注文したのです。


後は頼んだ物を待つだけの私ですけれど、こうやってのんびり出来るのは

本当に嬉しい事です。


数分後、従業員がトレーの上にコーヒーを乗せて私の元へ運んで来るのでした。


私はコーヒーでも飲みながら、ゆっくりとしようかなって思っている矢先です。


喫茶店の目の前を婚約している阿部貞治が見知らぬ女性と仲良く歩いているのを

見かけた私はコーヒーを飲んでいる場合じゃなくなりました。


私はコーヒーを飲みたいけれど、貞治を追いかけないといけないので

急いで会計を済ませて喫茶店から出ると貞治を追いかけます。


貞治を追いかけている私ですけど、貞治と見知らぬ女性は人気のない所へ

行って何をするのかなって思っていると2人はキスし合っているのです。


これは動かぬ証拠となるので私は2人の所へ行く事にします。


「貞治何しているの!!」


貞治は私の声に気が付くと振り向いてこう言います。


「綾子じゃないか、何しているんだ?」


「綾子じゃないかって何なのよ、その女性は誰」


「えっとな、この女性はな」


「今、キスしてたでしょ」


「それはだな、ごめん」


「ごめんじゃないでしょ、私と婚約しているのに

その女性とお付き合いしているの?」


「その何だ、正式にお付き合いしている女性だ」


「なるほどね、そういう事なのね」


「本当にすまない」


「謝るのなら別れなさいよ」


「それは出来ない、ごめんな」


「私よりその女性を取るのね」


「そういう事になるな」


貞治は私より今一緒に居る女性の方を取るそうで本当に悔しいです。


私の方が貞治と婚約しているのに、それを貞治は私を見捨てた。


見捨てられた私は婚約破棄をするしかないって思います。


婚約破棄する権限を私はあると思います。


「本当に信じられないね」


「すまない」


「もういいわ、婚約破棄させてもらいます」


「しょうがないよな」


「本当に失礼しちゃうわ」


私は貞治に婚約破棄を告げるとその場から移動して自宅へと帰ります。


自宅へと帰った私はやるせない気持ちで一杯でどうしようかなって

気持ちですけれど、それでも酷いと思うのでした。


こんな有様って本当にマジでありえないしね。


婚約していたのは私なのに、それをそれを貞治は私の事を見捨てた。


私の恋愛は本当に終わりを告げたじゃない。


これからどうすればいいのよって感じです。


私は私で違う恋愛をしたいけれど、今はそういう気分じゃありません。


しばらくお時間を置いてから恋愛しようと思います。


本当に悲惨な目に遭った私でした。

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喫茶店でのんびりしていると目の前に!!~私は婚約破棄をするしかなかった!! 一ノ瀬 彩音 @takutaku2019

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