第3話 新人

 は身長が3メルグ程有り広く高く設計された筈の天井に頭が擦れそうで入り口も屈んで入って来た、ガタイもそれだけ屈強で(本当によく入り口を壊されなかったと思った凄く不可思議である)床も木造ならばあえなく抜けるであろう、不思議な紋様の描かれた黒鉄製全身鎧フルプレートスーツ何より不思議なのは稼働の際カチリとも音がしなかった事であろう、こんなのがぬるぬる動くだけで心霊現象とさして変わらない、悪夢であるそんな存在が新人登録しに来た時は心臓が止まるかと思った(受付談)

 新人登録者を新人登録しない訳にもいかず登録を進めるが問題点が出てきた、其は全身鎧は呪われた装備品で脱ぐ事が出来ず面装も口元が多少動かせるだけで素顔の確認が出来ない(飲食には問題無いらしいし視界の妨げも無いそうだ)これは上司に伺い顔?を見てもらい、こんなのが他に居るわけがないと言うことで許可が降りた。

 書類上は問題無く登録プレートの発行も出来たが


 乗せれる乗り合い馬車が無いや


 騎乗出来そうな馬 圧死する為に❌

 騎乗出来そうなドラゴン 先ずドラゴンを捕まえられません何処の竜騎士ですか?むしろ傭兵組合ここの管轄外です

 と移動の問題点を伝えた所、期限に問題は無いらしい、此方としては期限それが守れるならば良いのだが

注意事項も伝え組合心得の冊子と登録プレートも渡し新人登録を終了する


 『今後トモ宜シク』


本当に大丈夫であろうか?不安である

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ロマン武器と共に 張果仙人 @tyoukasennin

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