文章はおかしなところもありますが、まあ読めないことはないです。
ストーリーは、比類がないほど大風呂敷を広げるつもりのようで、これは分かりやすく書くのは大変だと思いました。伏線を単に散らかすだけでなく読者の理解できる部分はしっかりつくって、その上で伏線を作らないと最後まで読んでもらえるか不安です。
あと、この小説には質の異なる世界観が五つも共存することになるようです。これもしっかり書き分けていくのが大変だと思います。設定はできるだけ、簡素にした方がいいと思います。読者がお話を読んで主人公と一緒にその世界を旅しているような感覚を得られるような、共有しやすい設定にした方がよりよいです。多少複雑な設定や用語を作るとしても、それにはきちんと解説を入れないと読者は作者の作った用語のシャワーを浴びて戸惑うだけになってしまいます。