世界一無駄な私の高校生活

@makadamia

第1話 朝礼

「ミンガラ ネレーキンパ!!」


「いや、何語なのそれ!?」


「えー、みきちゃん知らないのー?ミャンマー語だよミャンマー語。ねこだけにニャンマーってね。」


「あはは(苦笑)面白いね」


「さすがみきちゃん〜わかってるぅ〜」


「「キーン コーン カーンコーン キーン

コーン カーンコーン」」


そんなたわいもない会話の中でチャイムが鳴り私たちの学校生活が始まる。


はじめに言い忘れたが、私の名前は棚野未希高校1年生だ。さっき意味わからないことを言っていたのが三島さえかだ。


ハッキリというとこの学校は狂っている。英語で表すとストレンジっていうよりクレイジーって表現した方が正しい。私以外ほとんどはさえかみたいなやつばっかりだ。


「今から殺戮を始める覚悟しろ」


教育現場に不適切なことを言い入ってきたのは担任の岩田先生だ。変なのは生徒だけだと私は一言も言っていない。そうこの学校は先生までもおかしいのだ。


状況を説明しておくと本来なら今から朝礼だ。先生は毎朝こんな茶番を入れてくる。

この茶番に乗らないと朝礼は始まらない。


「くくっ、、、来てしまったか魔王イワータよ!!!この俺がお前を倒す!!!聖剣DEKUNOBOUで相手にしてやる!!!」


「愚かな人間が魔族の王である先生を倒せると思っているのか木下よ。いいだろうかかってこい」


「「キーン コーン カーンコーン キーン コーン カーンコーン」」


朝礼の時間は終わってしまった。


「今日の連絡事項は体育委員の人は昼休み体育館に行ってください以上です。」


こんな茶番で私の寿命の一部が費やされていると考えてたらぞっとする。


「棚野お前体育委員だろ、行くの忘れんなよ

前回お前行くの忘れたんだからな!」


そう私にいってきたのはバカな佐藤だ。てか私体育委員じゃないし、体育委員佐藤だしと思いながら言葉を返す。


「うん、わかったよ忘れない」


なぜ言い返さないかって?佐藤には何言っても無駄だからである。委員会に行かなくても怒られるのは私じゃないのでどうでもいいからだ。


それをよそに次の授業が始まる。次は国語だ



















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