6/29 お泊まり 1

 これを書いている今は、日曜日の夜。

 何から話すべきか、というか、書くべきか。この二日間、日記を書けなかったわけだけど、決して忘れていたとか飽きてしまったとか、そういう訳じゃない。

 理由があって、当日のうちに日記を書くことが出来なかった。

 なので今日は既に七月だけど、その日のつもりになってみて、三日分の日記を書いていこうと思う。きっと腕が疲れてしまうだろうけど、仕方ない。

 思えば、今年に入ってから一番濃い三日間だったかもしれない。

 なんなら、人生で一番かも。


 金曜日。先週も書いたけど、いつもオオタキが遊びたがる日だ。

 今日も誘われるかなどうかなと、そわそわわくわく忙しく心を躍らせていた。そんな昼休み。いつも通りオオタキと二人でご飯を食べているとき。


「オガワ、土日、なんか予定ある?」


 おにぎりの包みを破くオオタキに、そう聞かれた。海苔が一緒に破けてしまっていて、いつも思うけどオオタキはおにぎりやサンドイッチの包みを取るのが下手だ。字は上手なのに、不器用なんだなぁと思う。かわいい。

 話がそれた。

 土日暇ですか、ですか。

 かつての私なら多分、ここでガッツポーズなんかひとつかまして、オオタキにドン引きされてしまったことだろう。先週の休日で耐性を得た私はその想いを心の中に抑え込み、冷静に考えてみる。

 来週からテストだし、この間と同様、また勉強を見て欲しいのかな。

 もしくはこの前みたいに、それにかこつけて休日に会いたいだけとか。

 そうだと、いいな。なんて。

 テスト前なので、普段休日に入れているバイトは休みにしてあった。土、日とどちらも予定はない。強いて言うなら、家で勉強だ。オガワは真面目なので。

 そう伝えると「……いきなりで悪いんだけどさ、泊めてもらえない? 今日の夜」と、極々当たり前のことのように、それこそ毎日こんな話してるでしょ、みたいな感じで、言われた。

 ぱりっ、とおにぎりの海苔を食む乾いた音がした。


 ………………え?

 ……………………えっ?


「いや、無理にとは言わないけどさ」


 ……な、なんで? と開いた口がしばらく塞がらなかった。顎の関節が役に立たなくなる。

 昔から友達が少ないから、その辺の距離の測り方がわからず。え、これくらい普通なの? 私が変にオオタキのこと意識してるから焦っているだけで、案外友達同士で互いの家に泊まる前提で遊びに行くのとか、結構、ふつうのことなの? そういうのって、彼氏彼女がやらしいことするためにするんじゃないの? あぁでも、アサハラとフジワラもしょっちゅう互いの家に泊まって遊んでいる。それとは違うでしょ、仲の深さみたいなのが。アイツらは家が隣同士だし幼馴染だしもはや家族みたいなもんだから、もう、全く参考にならない。役立たずめ。だってオオタキと私、知り合って、まだ二か月だぞ? え、それで泊まんの? 私の家に? 私の部屋に? オオタキの親に挨拶してないよ。許可取ってないよ。段階踏むべきじゃないの? 待って。近いよ、距離が。わからん。何にもわからん。私には、ちょっと経験不足過ぎる。そもそも、家に友達を呼んだことが無い。なにをするのよ、私の家で。なんにもないよ。マジで。本しかないよ。


「なんで?」


 そんな心の葛藤(四二〇文字)を込めて、三文字吐き出した。全然込められてないな。


「なんでって、まぁ、追々」

「追々、かぁ」


 こっちがオイオイ、って言いたいくらいだけど。

 焦りはするもの、時間を気にせずオオタキと一緒に居られて、しかも普段は見れなさそうなものが見られるとなれば、嬉しくないはずもない。

 部屋着とか、お風呂とか、寝てるとことか。ウワァ。さすがに、変な気が起きてしまいそうだ、今回こそ。いや、抑えるよ。ていうか、抑えたよ。日記だし、事後だしさ。この表現は、ちょっとよくないな。

 しかしだ。

 突然、今日友達泊まりに来るぜ! って言って、母さんにお許しがもらえるか、どうか。

 そう思いながら家にいる母さんに電話してみたら『え? 友達が? お泊まり? いいわよ別に。でもご飯とかそっちでやってよ、めんどいから』と、すんなりオーケーがもらえてしまった。

 伝えると「じゃあ、決まりだね」と笑う。いやもういちいち、胸に刺さる。

 …………え、ほんとに来るの? マジで?

 自分で許可しておきながら、まだ信じられていない。

 全く想像もしてなかったこれからの予定に、期待と不安とがごった煮になったような、よくわからない心境になる。

 午後の授業も全く身に入らず、あっという間に放課後になってしまう。

 それどころか、あっという間の次はいっと言う間に、オオタキと別れるいつもの分かれ道に立っていた。いっと言う間にという表現は今私が作った。


「いったん帰って着替えとか持ってくるから……んー、七時くらいに、駅まで来てもらっていい? オガワの家、知らないし」

「わかりました」

「なんで敬語なのさ」


 じゃあ、またあとでね。と控えめに手を振って走っていくオオタキが、吐血するくらいに可愛かった。その姿が見えなくなるまで、華奢な体格を見つめて立ち尽くす。

 長い髪が夏の空気と溶け合うみたいに、宙を舞う。

 やっぱり脚、細い。横から小突いたら、ぽっきり折れてしまいそうだ。


「……やばいな」


 見送ってから、そっと呟いてしまう。

 あんなに可愛い子と、一夜を過ごすのか。

 これは明日、死ぬんじゃないかな、私。冗談みたいな疑念が、胸の内に生まれる。

 さて。私も家に帰って、部屋の掃除をしなければならない。と帰路を急ぐ。

 玄関で靴を脱いですぐにリビングから母さんが顔を出す。


「おかえり、ナツ。布団干しといたから、部屋持ってっときなさいね。あと、これでご飯食べてきな」


 そう言って、五千円札を人差し指と中指に挟んで渡してきた。いやいや、バイト代で食べるから大丈夫です。って言ったけど「いいから黙って受け取れよ、娘だろ」と舌打ちされながら言われたので、貰っておいた。

 母さんは口が悪い。私が不良に育たなくて、よかったね。


「ところで、泊まりに来るのは女の子? 男の子?」

「女の子だけど」

「ふぅん」


 なんだよ、その反応。


「一応、顔見せてね。あんた友達とか、全然家に呼ばないんだから」

「はいはい」


 そうして母さんとの会話もそこそこに、自室へ布団を運ぶ。昼間の強い日差しを吸い込んだ布団から、落ち着く暖かい匂いが漂ってくる。

 掃除といっても、掃除機をかけてファブリーズして、でほとんど終わっちゃうんだよな。散らかるも何も、私の部屋には本くらいしか置いてないし。と暢気にオオタキのことを考えながら部屋をウロウロしていると。


「あ」


 机の上のノートを目にして、思う。よかった、気付くことができて。

 この日記を、見つからない場所に隠さなければ。誰に読まれてもマズい代物ではあるけれど、これが見つかったら一番まずい相手はオオタキだ。机の引き出しの二段目、中学で使っていた教科書を入れてあるそこの一番下にオリャッ、と押し込む。これでよし。

 というわけで、金曜日と土曜日は日記を書くことが出来なかったのだ。オオタキが横に居るのに、こんなもん書けるわけがないでしょ。

 六時半ごろ、部屋の掃除を済ませてから駅までオオタキのことを迎えに行った。家を出ると時刻のわりにまだまだ空は明るくて、あぁ、夏だなぁなんて漠然と感じた。遠くの林から、細くひぐらしの声が聞こえてきた。今年は随分早いなと思う。

 昼間に聞こえる蝉の声とは違って、涼しさを齎すような爽やかな音。

 駅までサンダルをぺたぺた鳴らしながら歩いていると、オオタキから電話がかかってくる。


『もしもし、駅ついたよ。いま、どこにいる?』

「もうすぐ私も着く。東口の時計台の前に居てくれる?」

『わかったー』


 電話を切り、少しだけ急ぎ足になる。大きめの荷物を肩に下げたオオタキがいた。

 あまり気合いを入れた感じではないラフな出で立ちだけど、それでも充分すぎるくらいかわいい格好で。それからこの前と同じ、白いハットを被っていた。お気に入りなんだろう。


「ごめんね、ほんといきなりで」


 顔を合わせるなり、苦笑いしてそう漏らす。

 いやいや。謝ることなんかない。嫌なことなんか、何一つないし。


「でもなんで今日、いきなり? なんか、追々とかなんとか」

「ああ、それは、まぁご飯食べてるときにでも」

「なにそれ」


 さっきと同じようにはぐらかすように言われて、それ以上しつこく聞くこともできずに、まぁいいかと歩き出す。

 家にオオタキの荷物を一旦置いて、それから外へご飯を食べに行くことにした。到着するころ、時刻は、七時過ぎ。それでも街灯は不要なくらいに空は明るく、それでいて肌に触れる空気は程よい低さで。ひぐらしの声も相まって、得も言われぬ心地よさがある。あと、歩きながら妙に機嫌がよさそうなオオタキの姿が印象深い。

 あれが私の家だよ、と指をさしたら「オガワんち、平屋なんだ」と言われた。

 ウチには二階が無い。まぁ兄弟とかいないし、さした不便を感じたこともないけど。加えて父母娘そろって無趣味だし、だから家の中は綺麗に見えて実際はモノが無いだけに過ぎなかったりする。なんて、書く必要はないか。どうせ読むのは私なんだし。


「おかえり、ナツ。それと、いらっしゃい」


 玄関を潜ってリビングに顔を見せると、母さんがそんな言葉で出迎えてくれた。

 隣にいたオオタキが、控えめに頭を下げる。


「おじゃまします」

「かわいいね、オオタキさん」

「ど、どうも」

「何も無いけど、ゆっくりしてってね」


 いらんことをべらべら喋られたらどうやって黙らせようかな、などと考えていたけど、その考えがまずいらないことだった。あと同意できるからスルーしたけれど、初対面の女子高生に何を言ってんの、母さん。オオタキが戸惑ってるじゃないか。

 荷物を預かって私の部屋に持っていき、すぐにまた家を出る。暗くなりかけた空の下、二人並んで住宅地を歩きながら。


「……オガワ、おかあさんにナツって呼ばれてるんだ」

「なに、『メ』くらい言えって?」

「ううん。なんか、いいなぁって思ってさ。あだ名? って言うのかな、そういうの」


 なるほど。呼びたいのかな。それとも、呼ばれたいのかな。もしも後者なら、少し難しいかもしれない。オオタキの下の名前、二文字だし。前者でも私の耳と脳が耐えられないので、それも難しいな。


「……ねぇ、ナツメ。今夜、何食べよっか?」

「っな」


 考えを読まれて、私を殺しにかかっているのかと思った。

 もしこれが電話越しとか、自分の姿がオオタキに見えない状況だったらきっと両手で顔を隠して仰向けになって脚をバタバタさせたりしたと思う。そういう心境なのを悟られないよう、表情筋に力を入れて耐えた。


「……や、やめよっか、なんかこっぱずかしいよね。オガワはオガワだ、やっぱり」


 呼ばれる私より、呼ぶオオタキの方が恥ずかしいみたいだった。

 言いながら、ばしんばしんと背中を叩いてくる。照れ隠しだろうか。かわいいんだから。いてて。

 

 晩御飯は商店街のファミリーレストランで済ませた。オオタキは魚介のクリームパスタを食べて、私はカレーを食べた。カレー、好きなんだよね。デザートに、期間限定のジェラートを食べた。期間限定、気になるよね。

 一口ちょうだい、と言われて口を開けてきたので、えっ、これは一体……となる。一々重く受け止めすぎだろ、私。所謂「あーん」って状態だ。親御さんに挨拶とかしないでこんなことしてもいいのかな、なんて考えながら一口分掬い、震えるのを抑えて恐る恐る運ぶ。


「んー、甘いねぇ」


 開けた口が、すっごくちっちゃかった。それからなぜか目を閉じていたので、思わずスプーンじゃなくて私の舌をねじ込みそうになってしまったよ。それで「アイスよりも甘くて、でも、とっても熱いね」とか言っちゃってね。はは。バッカじゃねーの。

 オオタキはパフェを注文していて、半分くらい食べたところで「あ、写真撮っとけばよかったな」なんて残念そうに言っていた。

 なんとか映え、ってやつだろうか。最近ニュースとかでよく見るけど、詳しくないのでわからない。アサハラ辺りに聞いてみようかな、今度。アイツはそういうのに詳しそう。

 母さんに貰ったお金で会計を済ませた後、オオタキがどうしてもお金を払おうとするので走って家まで逃げた。後ろで追いかけてくるオオタキが、なぜかずっと大爆笑してた。何がそんなに面白かったのかわからないけど、私も笑っていた。

 家に着くと父さんが既に帰ってきていて、オオタキが挨拶させてと言うのでリビングに通すと「何もないけど、ゆっくりしていってね」と言われていた。

 紛れも無い事実ではあるけど、夫婦揃って同じこと言わないで。


 部屋に入ると、まず最初にベッドにダイブされた。あなたの布団、目の前にあるんだからそれ敷いてやってくれよ。襲っちゃうぞ。いいのかい。誘ってるのかい。


「なんか、もう眠いから寝ていい?」


 私の枕を胸に抱いて横になりながら、無防備に笑って言う。私が悪い男だったら、とっくに覆いかぶさってあれやこれやしていたと思う。絶対。

 まだお風呂にも入ってないし歯も磨いてないし、部屋着にもなってない。カワイイ服がシワシワになっちゃうよ。それに、私とえっちなことしなくていいの?

 いいだろ。いいんだよ。


「とりあえず、お風呂入りな」

「いいの? ありがとー」


 あれがボディーソープで、あれがシャンプーで、と伝えてから、脱衣所を後にする。じゃあごゆっくり、と引き戸を閉めて、薄い壁一枚隔てた向こう側から布の擦れる音がして。ウウン、となる。

 すぐにシャワーの音がしたかと思えば「つめたっ!」と可愛い声が聞こえてきて、曇りガラスを挟んで「左捻れば、温度変わるから」と教えてあげた。影が見えてそれだけなのに、何か良からぬことをしている気になってしまった。


「……ホント、どうかしてる」


 呟く。

 女同士なんだぞ。

 あぁ、もう、となる。

 湯船に浸かる前から、身体が火照るようだった。

 

「わんちゃんのシャンプー使いそうになっちゃったよ、あはは」


 タオルを首にかけて、ほかほかと湯気立ち上るオオタキが部屋に戻ってくる。

 オオタキの……ね、寝間着だ……と言葉を失いそうになる。少し大きめのチュニック丈ワンピースを着て、下にはショートパンツを履いていて、細いおみ足の主張が凄い。異性でもないのに、目のやり場に困ってしまう。ちょっと地上波じゃ放送できないレベルで扇情的。

 中学のジャージを寝間着に使っている私とは、大違いだ。

 その後に私もお風呂に入って、なんか、オオタキがさっきまでここにいたのかぁと思うと、ちょっと、アレだった。集中できなかった。張られた湯は勿論として、浴室を満たす湿った空気さえも価値あるものに感じて。いつもより長めに湯船浸かって、何となく鼻呼吸も意識したりした。心なしかいい匂いがしたような気がする。そして逆上せかけた。バカだ。

 部屋に戻ると、扇風機の首振りに合わせてオオタキが左右に揺れていた。かわいいけど、首振りオフにすればいいのでは。


 お風呂上りで、同じ空間にオオタキがいる。なんだか一緒の部屋に住んでるみたいで、感動して涙ぐみそうになった。私、こんなに幸せでいいのだろうか。さっきも書いたけど、明日、死ぬんじゃないだろうか。

 もしかしたら今夜オオタキに殺されるんじゃないだろうか。凶器は没収しておくべきだろうか。だとすれば、オオタキの唇は危険だよね。キスされたら絶命する自信がある。だから今のうちに奪っておこうな。何を書いてんだ私。

 近付いてみると彼女の長い髪が湿っていて「ドライヤーしないの?」と聞いたら「めんどくさいなぁ、誰かやってくれないかな~」とおねだりされてしまったので、乾かしてあげた。

 なんだかやらされているみたいだけど、これはご褒美だ。


「人にさぁ、髪洗われたりすんの、きもちーよね。わたし、ちょうすき」


 ドライヤーの稼働音に交じり、いかにも眠そうな声色でオオタキが言う。長い髪を梳くたびに、いい匂いが粒子みたいに漂って頭がくらくらする。今日は同じシャンプーを使ったはずのに、なんでここまで変わるんだろうか。

 今オオタキはきもちーらしいけど、私はオオタキの髪を触るの好きなのでウィンウィンの関係だね。明日は、一緒にお風呂入っちゃおうか。と考えて、もしそれを提案したら「ん、いーよ。別に」なんて言われてしまいそうな気がする。今の眠そうなオオタキならば、なおさらだ。

 そうなると私の身が持たないので、黙っておいた。

 オオタキの髪を乾かし終わり、毎晩これをやってるのか。長い髪の人は、大変だなぁ、と思う。私もさっと済ませて、コードを束ねてドライヤーを仕舞う。


「んあー、眠くなってきちゃった、まじ」


 ちゃんと日本語で表すならこんな感じだけど、実際に聞こえてるのは「んぁー~、んぇむくぁってゃっあ、じ」みたいな感じだった。呂律が回らないくらいに眠いみたいだった。

 もう立ち上がることも出来なさそうだったので、仕方なく布団を敷いてあげる。

 すぐに潜って「ほんと、オガワはやさしーね」なんて言いながら目を閉じて。あっという間に、名前を呼んでも返事が返ってこなくなる。仰向けになって僅かに上下する身体と、すうすうと細い寝息。寝顔の写真を撮るかどうかで悩んで、やめた。さすがにそんな犯罪者紛いのことはできない。

 しかし、寝てる姿も可愛いなんて、完璧すぎるだろ。なんなんだこの女の子は。本当に人間なのか?


 オオタキを寝かしつけた後、ほんの少しだけ勉強をした。

 日記を書くのに慣れていたからか、寝る前に手を動かさないと違和感があった。

 机に向かっていると、突然背後で眠るオオタキが「うおーー、ぉーーぁ」みたいな声を出して、何事かと思ってしまった。寝言だった。かわいい。

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