最初から最強で無双ではなく……

平成オワリさんの作品はどれも素晴らしくて、甲乙つけがたいのですが、私個人としてはこの雷帝の物語が一番好きです。
平成オワリさんは、読者を焦れさせるのが上手なのでは、と思います。一話一話を区切りのいいところで終わらせるのではなく、続きが気になるところで終わらせているので、必然的に次の話を読まなければ、という気持ちになります。単純に物語が面白いのもポイントです。
物語では、"チートを授けられて最初から最強!"ではなく、"最強になれる可能性がある"からどんどん駆け上がっていく部分が読んでいて一番好きな部分です。また、お父さんのとのやり取りが声を出して笑ってしまうほど面白いです。
また、接戦の部分が私個人の話になりますが、私はこの雷帝の物語に衝撃を受けて、私もこんなすごい小説家さんになりたい!と思って小説を執筆し始めました。そのくらい、影響力が半端ないお話です。
こんな小説をかける方はそうそういらっしゃらないので、お体にお気をつけてお過ごしください。次の小説も楽しみにしています!