05:動力
自分の部屋に戻る
部屋の端末をたちあげる
パイロット1:研究所所属の男性
パイロット2:軍所属の男性
パイロット3:一般の男性
パイロット4:研究所のアンドロイド
パイロット5:軍所属の女性
と私か・・・
テストは6チームを1ユニットに1施設とし3ユニット
パイロット、オペレータ、整備士、ロボット(AI)を1チームとする
他に2つの施設と12チームあるのか・・・
そのまま寝る気分にならなくて・・・なんとなく機体を見に行った
明かりがついている
ロボットが地面に座っている
整備士6「おつかれ」
私「お疲れさま・・・どうしたの?」
整備士6「ん?明日のテストの前にシートを変えようと思ってね」
時計を見る23:00を過ぎていた
私「こんな遅くに?」
整備士6「パイロットが乗れるようにするのが整備士の役割だろ、チームで評価されるからね」
私「ごめんなさい」
整備士6「あやまる必要はないよ」
私「ありがと・・・ロボット座らせるんだね」
整備士6「電源切ると関節のジャイロ制御が切れるから立ってられない」
私「・・・」
整備士6「人と同じ、立ったまま寝れないでしょ」
私「なるほど・・・アニメだと」
整備士6「そうだね、宇宙空間とか重力がなければそれもできるかな」
私「あぁ・・・なっとく」
整備士6「乗り降りもしゃがんでくれないとできないだろ」
私「たしかにね・・・この子って電気でうごくの?」
整備士6「基本バッテリーだね8時間の稼働が限界かな、1回分の小型の発電機を積んでるから最大で16時間・・・乗り方にもよるけど」
私「電化製品みたいだな、ロボットって原子力・・・核融合炉で・・・」
整備士6「ははは、核融合炉か・・・核でなんのエネルギーにするの?」
私「ん、関節動かしたり、空を飛ぶために噴射するんじゃ・・・」
整備士6「ははは、それじゃ放射能汚染にあるじゃないの?」
私「・・・あ・・・そうか」
整備士6「核融合炉のロボットで熱エネルギーにして発電機まわして電気で動くんじゃないの?」
私「え?そうなの・・・エネルギーの変換効率悪くない?」
整備士6「悪いね、ちなみに地球じゃロボットは重くて飛べないよ」
私「そう・・・なの?」
整備士6「戦闘機は鉄の翼とジェットエンジンがあるから飛べるから・・・戦闘機に手足を付けたら邪魔で落ちるんじゃないかな?
私「そっか」
整備士6「ちなみにこのロボットは気密性と酸素供給の機能がないから水中と宇宙は無理だね」
私「ん・・・そっか、覚えとく」
整備士6「よしできた、まだいるなら座ってみる?」
私「いいの」
整備士6「とうぜん」
整備士が降りた機体に乗り込む
シートが体を受け止める
整備士6「シートの下と後ろにアブソーバーをつけたから衝撃を吸収してくれる、シートもクッションのいいのにしたから」
私「アブソーバー?」
整備士6「車とかバイクのサスペンションみたいなの」
私「へ~起動してもいい?」
整備士6「いいよ」
起動させる
AI「こんばんは、どうかしましたか?」
私「ツヴェルフ歩いてみて」
ツヴェルフ「はい」
ガシャン、ガシャン
私「シートを変えたから試し」
ツヴェルフ「なるほど、それで、どうですか」
私「だいぶいいね・・・まだお尻が硬いか・・・背中が柔らかいかな・・・」
整備士6「そっか、この後調整しとく」
私「いいの?」
整備士6「とうぜん、今日見たいに休憩が多いとテストにならない」
私「ですよね・・・」
整備士6「そろそろ戻ったほうがいい」
私「だね、ツヴェルフありがと、戻って」
ツヴェルフ「はい」
整備士6「それじゃ」
私「うん、おやすみ、ツヴェルフも」
ツヴェルフ「おやすみなさい」
部屋に戻る
さてと、寝るか・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます