04:夕食

食堂へ向かう


すみっこに5人のグループがいる


私「あの」


パイロット5(女性)「お、お疲れ、大変だったみたいだね?」


私「えぇ、まあ」


パイロット5(女性)「一緒にどう?」


私「あ、はい」


パイロット3(男性)「俺たちはそろそろいくよ」


パイロット2(男性)「そうだな、顔がみれてよかったよ、これからよろしく」


パイロット1(男性)「じゃぁ、お先に」


パイロット5(女性)「あ、悪かったね、一緒に待ってもらって」


パイロット3(男性)「どうせ、たいしてすることもないしな、また明日」


パイロット4(アンドロイド)「おやすみなさい」


パイロット2(男性)「おやすみ」


私「お疲れ様」


パイロット4と5を交互にみる


4がメガネをしているので5がアンドロイドかと思ったら違うようだ


パイロット5(女性)「やっぱり気になるよね」


パイロット4(アンドロイド)「ん?メガネですか?」


私「うん」


パイロット4(アンドロイド)「目が機械のレンズのなので違和感があるそうなので」


恐ろしくきれいな顔をしている


パイロット5(女性)「なるほど、で、きみはなんか食べるの?」


私「う・・・ん、じゃ、なんかあるか見てくる」


パイロット4(アンドロイド)「いってらっしゃい」


ゼリー食品を買ってもどる


パイロット5(女性)「これからよろしくね」


私「こちらこそ」


パイロット4(アンドロイド)「よろしくお願いします」


パイロット5(女性)「ところで・・・きいてもいい?」


パイロット4(アンドロイド)「?」


パイロット5(女性)「なんで君って女性の形なの?」


パイロット4(アンドロイド)「作った博士の趣味だそうです」


私「趣味ですか・・・」


パイロット4(アンドロイド)「コンパクトに作ろうと思うと女性の形がバランスが良かったみたいですね」


パイロット5(女性)「なるほど」


パイロット4(アンドロイド)「博士のなくなった娘さんに似せてあるそうです」


私「あ・・・」


パイロット4(アンドロイド)「見た目は女性ですが、性別の概念はないので気にしないでください」


パイロット5(女性)「ま、なんでもいいや、そろそろいこうか」


私「あ、はい」


パイロット4(アンドロイド)「それでは、またあした」


私「おやすみ」


パイロット5(女性)「おつかれ」

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