06:メインモニタ

目覚ましのアラームで目が覚める


体じゅうが痛い・・・筋肉痛か


シャワーを浴びる


髪を乾かしながら食堂に行く


間違いなく吐くので簡単な食事をとる


パイロット5「おはよ」


私「おはよう」


パイロット5「今日は性別で分けて3体で行動だって」


私「そうなんだ、よろしく、武器の演習だっけ?」


パイロット5「遠距離、中距離、近距離と近接戦闘の順番で・・・だっあかな」


私「近接戦闘は酔うな・・・」


パイロット5「昨日の夜、整備士6ががんばってたね」


私「しってるんだ」


パイロット5「一応ね、寝る前に機体を見に行ったし、情報共有義務があって機体に何をしたか全部レポートを書くことになってる」


私「え、もう読んだの?レポート」


パイロット5「朝見たら端末に上がってたよ」


私「そっか」


パイロット5「ほかには歩く時のジャイロ補正値の共有・・・これも君の機体が一番機能してる」


私「ははは、あのシートへいきだった」


パイロット5「いや、お尻痛かったよ」


私「だよね」


パイロット5「パイク乗るから体は支えやすいけど疲れる」


私「今度乗せて」


パイロット5「免許ある?」


私「・・・ない」


パイロット5「施設にバイクあったからまたがってみる?」


私「そうだね」


パイロット5「シートが変わるのはありがたいな・・・ほかは、ハンドルのアングル調整とかトリガーを硬くしたほうがいいとか、そんなんかな・・・アンドロイドの情報は機密だから開示されないけど・・・」


私「ははは、そういえばAIと会話してる?」


パイロット5「ん・・・それなりに」


私「なんて読んでる?」


パイロット5「・・・え?名前?アンドロイド11だったか」


私「私の12だからツヴェルフってよんでる」


パイロット5「ん・・・ドイツ語か・・・私のエルフだね」


私「そっか」


パイロット5「じゃ、エルフってよんでみようかな」


私「なんかファンタジーだね」


パイロット5「は?あぁ・・・そうだね、そろそろ行こうか、ミーティングの時間だ」


私「お、もうそんな時間か」


トレイをさげてミーティングルームへ向かう


1チーム3人、6チーム18人


顔と名前が一致するのはいつの日だろう・・・


今日の演習予定と説明を受けてチームごと機体に向かう


3人と1機で簡単にミーティングを行う


期待に乗り込んで起動する


ツヴェルフ「おはようございます」


私「おはよう」


オペレータ6「各ポイントで演習用の武器を装備して射撃訓練か・・・必要なデータはこの後送信するから」


整備士6はあくびしながら聞いている


整備士6「ま、オペレータの横でデータ確認しながら話を聞いてるからなんかあったら言って」


私「お願いします」


コクピットのハッチを閉めて歩き出す


私「あれ?」


ツヴェルフ「ん・・・」


オペレータ6「どうかした?」


私「メインモニタが映らない」


整備士6「ん・・・?戻ってこれる?」


私「はい、すぐに・・・」


すぐに引き返して確認してもらう


整備士6「あ・・・モニターがだめかな・・・どうするか・・・」


オペレータ6「ツヴェルフは前見えてるの?」


ツヴェルフ「はい、問題ありません」


私「そっか・・・ま君が見えてるならいいか?」


整備士6「いいの?」


ツヴェルフ「はい、不都合がなければ」


整備士6「整備不良で不参加はまあずいよな・・・」


私「左右のサブモニタとセンターコンソールの状態モニタが大丈夫だからなんとかなるかな」


整備士6「すぐにモニター換えを準備しておくよ」


私「お願い、じゃ、いってきます」


そしてそのまま演習に参加した

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