まずタイトルですね。好きです。僕個人としては長いタイトルよりもこういう短く、でも物語の核心を表現するタイトルに惹かれちゃいます。実際に読んでその意味を理解した時の楽しさがあるというか。今回は隠された意味というよりも、タイトルが常に物語全体を一言で表していたタイプ。
魔剣都市、ヘヴンズクラウン、執行部隊(スローンズ)みたいなワードはいくつになっても心躍るし、他にも『紅蓮の剣姫』や『氷上のプリンセス』みたいなシンプルかつ分かりやすくてかっこいい二つ名とか最高でした。
他にも独自のオリジナルワードはいくつかあって、正直覚えるのは大変だし、何でもかんでもただかっこよければいいわけではないけど、本作は一つ一つに「こういうものだ」という思いを込めてるのを感じました。
ある偶然をきっかけに、閉ざされた閉鎖空間で繰り広げられる非日常。
剣と魔術を主軸に置いた能力バトルを楽しめます。