第11話 生徒会って、ある意味あった記憶ある?
「それじゃあ京様はこの資料をまとめて頂いて、その後私と見回りに行きます。マジダルビッシュですわ。」
「結局組み合わせるキャラに落ち着いたんすね。
てか仕事多すぎじゃないすか?」
「はー…わやめんどいよねー…他の役員たちもやってくれてはいるんだげども、人足りてないのよねー。とりあえずエルと京介くんは先見回り行ってきて。その後3人で…し、ま、しょ?」
「…!?まずしてから!…ゲフン!危ねえ危ねえ…エル先輩!早く行きましょう!」
「オッケー!んじゃひな後ヨロですわ。」
京介は約束通り、生徒会の手伝いをしており、現在は部活動の露店の見回りにエルとくりだすのだった。
「えーっと。タピオカが6軒ほどありますので、まずタピりませんか?京様。」
「どんだけ時代に乗っかってんだよ…タピオカって実際味変わるんすか?」
「わかってませんわね京様。タピオカといえばギャル!ギャルといえばタピオカですわ!ちなみにバックには反社○的勢力の方がついていたりいなかったりするみたいですわ。」
「うん。俺が聞いたの味なんすけど。」
……………………………………
「鳥人間部は空飛ぶ自転車でGO!ですわ。空飛ぶ自転車なんてマジアガりますわー。そういえば京様が飛ぶって聞きましたが?」
「ここだったんかい!鳥でも人間でもないけどな!もはや!飛ばねーよ!魔○の宅急便じゃねんだぞ!キキー!」
「楽しみにしてましたのに…そういえばトぶと言えば、反○会的勢力の方の資金源のとある薬…」
「どうだけ反社会○勢力好きなんだよ!?放送出来なくなるからやめて下さいよお嬢!!」
……………………………………
「大方見回りましたわね。てか思ったよりフツーで良かったですわ。でも焼きそばとかたこ焼きとかフツーすぎるのはサガりますわね。」
「フツーとは…?とか言いつつ焼きそば3人前も食ってたじゃねえすか…高校の屋台でカード使えるわけねえじゃねえすか…」
「J○Bは払われた側の手数料が少しお高いので、VI○AかMA○TERで払うと印象いいですわよ?」
「思いっきりJ○Bだったじゃねえかよ!ペ○ペイ使えよ!!」
「やだ京様…屋台で使えるわけないじゃないですか。うふふ。」
「今すぐ楽○カードマンみたいな顔にしますわよ!ムムッ!…」
「とりあえず、私は職員室に報告しに行きますので、京様は先にひなの相手してていただけませんか?ひなはああ見えて右耳が弱いので、おそらく右側を攻めたらすぐに濡れ…」
「けっこういい情報をありがとよ!俺の目が下ネタ軍団のせいで濡れっぱなしだよ!」
「それでは京様また後で。オツー!」
見回りを終えたエルは一旦京介と別れ職員室へと向かい、それを見届けた京介は生徒会室へと向かうのであった。
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