第6話 実際クラス委員長って委員長って呼ばれんの?
「あら、お帰り京ちゃん。コーラあるわよ。」
「むむっ!きーくんから女の匂いがする!ギャルの匂いと北海道の匂いがする!」
「もはや人特定しとるわい!あとそのコーラ元々俺のだよ!」
「あはは…お疲れ様京くん。落ち着いて?えと、おっぱい触る?」
「下ネタしか言えんのかい…まあ触るが!」
ガラガラッ!
「よーし集まったなー!クラス委員決めるぞー!ん?どうした白馬?」
「いえ…ずいぶんいいタイミングだったもので…」
「?とりあえずクラス委員決めて、早速来週は新歓あるから、その話し合いもしてくれー!先生は職員室でゲーム…ゲホン!仕事あるから終わったら来てくれー!」
絶対ゲームって言ったろ…パワスピか?しかしこの学園は学園長が愉快な方でやたらとイベントが多い。勉強が大変になるが、まあ日頃からコツコツやってるし、楽しいから悪くはない。
「ふっ。諸君。ひとまずはこの白雲慎二が仕切らせてもらおう!まずクラス委員は男女1名ずつだ。立候補は?」
実際立候補式にはするが手なんか上がるわけ…
「はいはーい!つばさやりたいです!きーくんと…やりたいです!!」
「ふふっ…今ここでやったら?」
「妙な間を置くなよ!あとプロレスじゃねんだからやらねえよ!あと手上がるんかい!」
「えー?私もやりたーい。つーちゃんとなら全然いけるよー?」
「収集つかねえから…ほんとに…このサキュバス!」
「ふっ。なら白羽と同志でどうだろうか?皆?」
「「「2人ならOKでーす!!」」
「ったく仕方ねえなぁ!まあおれも写真部兼何でも屋だし居れない事もあるだろうが、決まっちまったからにはやる。」
「えっ…ほんとにやってくれるの?無理矢理推薦してきーくんと2人の時間が増えて、イベントにかこつけてなんかあったらいいなーって思ってクラス委員やるって言ったのにこんなうまくいくなんて…」
「全く隠す気ねー理由をありがとよ!可愛いから乗ってやるよ!ただし仕事はちゃんとしろよ!書記頼む…んじゃとりあえず新歓だが、とりあえず部活動の出店及び勧誘がメインだが、有志での参加もありだ。どちらにせよ生徒会の許可がいるから時間もないし早めにな?」
「はいっ!委員長!つばさ部活と有志両方やりたいんですけど!」
「それは要相談だよ白羽くん。あと委員長なんて呼ばれる奴は現実にはいないのだよ!あと字上手いなおいっ!…とりあえず決まったし後は各々動いてくれ!俺は職員室に行く!そんじゃ解散!」
なんだかんだでクラスをまとめあげる京介である。
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