第12話適材適所という言葉の持つ意味!

陸上自衛隊は国際法に準拠し、勝ちを求める組織です。しかし周囲を海に囲まれた日本という国の特性上、大事なことは国際法を遵守することではなく、戦争後のことも考え可能な限り、日本の制度や国内法、国家としての理念を継続して、侵略者あるいは既に国内に潜み、祖国の国防動員法に従う犯罪者たちに立ち向かうことだです。

警察を中心とする民兵組織を考える場合、陸上自衛隊体験者を警察など地方自治体に優先的な配置することも必要です。もちろん適材適所です。陸上自衛隊の解体的な縮小を考える場合には陸上自衛官個々の再就職先を開拓する必要もあります。警察に再就職した彼らは平和時には通常の警察官としての道を進み、国内戦(本土決戦)の際には国民市民を守るために多くの民兵とともに戦うことにもなります。


陸上自衛官の再就職先或いは配置先として有望な職場は多々ある筈です。

まずは防衛省内では海上自衛隊が人手不足に苦しんでいます、米海軍は3交代制です、要は1年の内、4ヶ月が艦内勤務ということを聞いたことがあります。それに対して海上自衛隊は2交代制の筈です。一年の内、半年を海上で過ごす艦内勤務だったと聞いたこともあります。有事、或いは艦艇を増やすためにも艦隊勤務者を増やすことは必要だと感じます。これも適材適所を考慮し、出来るだけ速やかに配置換えを行うことです。


本来は9年前の「福島原発」直後から行うべきことでした。しかし政治的に罨法法制を成立させることで東アジアのパワーバランスを維持してきたのが、現状だと思う。


ただ、最近のコロナ騒動を巡る中国とアメリカなど西欧諸国との厳しい関係を見ると、完璧な陸上自衛隊を解体的に縮小し警察や海上自衛隊、航空自衛隊等々の第一線を強化するという改革の時間的な余裕はないようにも感ずるが、急ぐしかない筈です。


適材適所という言葉が大事です。このようなことを書き残すのは岡山県が県境でコロナ対策のために検温を試みたところ、苦情が殺到し取り止めることになったという日常的な報道が動機となっています。自分の陸上自衛隊勤務での苦い体験から想像することは犯罪者は仕事が増えるのを嫌がる県庁職員にいるのではないかと感じたせいです。

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