エピローグ2【信念は誰のために】
◇
数々の人物が、色々な意味で
王城では、ローザことロザリーム・シャル・ブラストリアが、
「ふふふっ……逃げずによく来たわね、お姉さま」
「……
ローザがローマリア王女のお
しかも、その手紙はナイフで突き刺されていて、
「内容は
「――しているから来たに決まっているじゃない」
手紙の内容は「遊びましょう」だった。
指定場所はここ、
以前と同じように
◇
「……お、お姉さまだって……?」
この場で
スィーティアの後ろに
アルベールのその
「どういうことだよ!?」と、アルベールは妹のエミリアに
エミリアはその
一瞬たじろいだ様なアルベールも、役目を
「ス、スィーティア
王女はそれを気分よさそうに受け取り、ローザに向けて切っ先を
(おいおいおい!何がどうなってんだよ……スィーティア
アルベールは
(全っ然分からん……!!)
「下がりなさいアルベール、ケガをするわよ?」
「――えっ。す、すみません……」
その
アルベールはすくっと立ち上がり、顔を赤くして後ろに戻った。
どちらかと言えば、戦いの前にボーっとしてしまった
「――さぁお姉さま、
「
ローザにも、思うところは
ここ数日、《石》の力を一切使わないで生活をしてきて感じた事。
自分自身の
《契約者》であるエドガーの、“不遇”職業というものも
その体験は、ローザの
一度はスィーティアに負け、妹の
精神的に不安定になったローザは、【消えない種火】の力を自分から
その結果が、《石》の使用が出来なくなると言うものだった。
魔力不足や、
だが今、スィーティアに
燃えるように赤いその
フィルヴィーネが数日掛けて回復させた、《石》の力に頼らない、ロザリーム・シャル・ブラストリアと言う女性の、
~
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