第4話 「ありふれた日常の崩壊③」
あれから何日経っただろうか……
そんなには経って無いはずだが意識が朦朧としていてよく分からない。
時折、人の喧騒が聞こえてくるがそれだけだ。
あぁ、流石にもうダメそう……
私の2度目の人生終わるの早すぎるな……
まぶたが落ちてき、何とか開けようとするがもう、私の体にはそんな力すら残ってない。
意識が途切れる前、誰かの声がやけに近くで聞こえたような…………
〜side:???〜
用事の帰りにとある横道を通り過ぎている時、ふとその横道からナニカノ気配がした。
しかも、やけに弱々しい気配だった。
男は不思議に思い、その気配のする方えと足を進めて行った
そこで、籠に入れられ今にも死にそうな赤ちゃんを見つけ、慌てたその男は、簡易救命魔法式を発動さた。
そして、家に帰りその赤ちゃんを介護し、いくつか日が経った後、その赤ちゃんは目を覚ました。
私が敗戦国の英雄と呼ばれるまで @seuyuu
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