第2話
「黒峰柚斗さん」
俺は声が出なかった。
なぜかって?そりゃあえらい綺麗
な顔してる女の人が白い翼をつけて
俺の名前を呼んでいるからに
決まっているだろうが。
「黒峰柚斗さん?」
「ひ、ひゃい」
ヤバイ、噛んだわ。前も黒歴史沢山あったけどまた作ってしまったぜ☆
いや待て、偉い人はいっていた。
人は間違いながら成長すると。
ならば、黒歴史を作るという失敗によって、自分はまた一歩先へ成長したのではないのか?
、、、、いや、ないな。うん、ないわ。
そろそろ返事しなおさないと、迷惑を
かけてしまう。もう困った顔してるけど。
「はい、何ですか?」
と柚斗は言った。
「まずは、私は神です。
突然で混乱していると思いますが
貴方は、死にました。」
うん、俺の考えあってたわ。
別に間違っててもよかったんだけどね?
むしろそっちの方がよかったまである。
ん?てゆうか神様だったの?マジか。
天使だと思ってたわ。
「ん?あんまり驚いているわけではないようですね。」
と神は首を傾げながら言った。
黒「まぁ、神様が来る前に時間が少しあったので」
何首傾げちゃってんの?若い層狙ってんの?
一般の男子高校生だったら落ちてたかも知れないが俺は違う。だってあざといんだもん。
「そうですか。では、あなたには三つ
選択肢があります。
一つ目は、第二の人生。
二つ目は、もう一度人生のやり直し
三つ目は、異世界に転生する事です。」
と、神は、手で三を作りながら言った。
「三つ目でお願いします。」
と柚斗は返事をした。
「即答ですか。二つ目ではなくて大丈夫ですか?」
と神は少しにやけながら言った。
「本気でいってます?神様だったら
俺の生前の行いや考えていたことくらいわかっているでしょ?あんなに考えたのにわからなかったんだからリセットしても対して変わりませんよ。」
と柚斗は少し苛立ちながら答えた。
「ふふふふ。すいません。少しばかりからかいが過ぎましたね。やっぱり貴方は面白いですね。私あなたが気に入りました。わかりました。それでは、異世界に転生するにあたって特典を普通は一つですが特例として貴方は二つ決めてください。」
黒「いいんですか。まぁ、貰えるものは貰いますけど。わかりました。考えるので少し
時間をください。」
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