第12話 ポーションの秘密を話したらリリーのおっぱいが僕の物になりました
僕は父様と母様に、僕が魔法を使うためにはマナは必要ないと打ち明けました。
話し終えて2人を見ると訝しげに僕を見ています。
マナなしでどうやって魔法を使うのかしら?
そんな顔です。
父さまも母さまも僕の説明をとても不思議に思っているのでしょう。
だから僕は、父さまと母さまに、マナ無しで魔法を使うための秘密を打ち明けます。
「父さま、母さま、僕はマナでは無くて母さま達から飲ませて貰っているおっぱいから得た魔力でポーションを作ったり、ライトの魔法を使ったりしているんです」
父さまと母さまの訝しげな顔がより深まります。
ああ、判ります。なにそれですよね。
でもそんなにあからさまに『ハア??』って顔をされると僕の心が折れちゃいます。
「父さま、母さま、信じられませんか?」
僕は泣きそうです。
そんな僕の顔を見たせいでしょうか。
父さまが顔が訝しげなものから、僕の話をひとまず聞いて見るかと言うような
顔に変わりました。
「ごめんな、オイゲン。あまりにも突拍子がない話だったので、いささか信じ難くてな。
でも、今のオイゲンの顔を見る限り冗談では無いんだろう」
「そうね、オイゲン、ごめんなさいね。母さまもオイゲンの言う事を信じるわ。
確かにいつまで経っても乳をねだるオイゲンが不思議ではあったんですもの。
乳を飲むことでポーションが作れたり、魔法が使えるならいつまでたっても乳ばなれなんて無理よね」
2人ともまだ本心では信じていないと思いますが、息子の僕を信じようと努力してくれています。
だから僕は信じてもらえるように説明を続けます。
「ハイ、母さま、そうなんです。
僕もいつまでもおっぱいを欲しがる子供とは見られたく無かったんですが、僕にとっておっぱいを飲むことはとても大切な事なので辞められないんです」
「そうよね。
でも、そう言えばオイゲンは母まさのおっぱいはもう飲まないって言ったわよね。
母さまのおっぱいを飲まないとオイゲンは困るんじゃないの」
やっぱり、その話をしないといけませんよね。
でも、母さまがそんな疑問を持つということは僕がおっぱいから魔法を使う力を貰っている事を認め始めたって事です。
信じてもらえるまで後一歩ですね。
「母さま、実は僕の魔力を得る能力が少し進化したのです。
なので母さま以外から僕はおっぱいを飲むようにしようと思ったのです」
「そう、能力が進化したの。
それで、オイゲンの能力はどう進化したのかしら」
今です、僕が父さまから許しを得るのは。
「父さま、それは見ていただくのが一番かと。
それで、父さまがお許しくださるならリリーを呼んで頂きたいのです」
「リリーか?
でもリリーは子を産んでいないからなりおっぱいなぞ出ないだろう。
いや、オイゲンの話はそもそも規格外だからな?
常識に囚われるのは悪手だな。
良いだろう。リリーを呼びなさい」
やりました。実際に見せろと父さまは言いました。
見せれば絶対に信じてくれます。
だから僕は急いでリリーの所に向かいます。
「ねえ、リリー。父さまと母さまの前でリリーのおっぱいを吸わせてくれないかな?」
僕はリリーにお願いします。
「オイゲン様、流石にそれは恥ずかしいです」
そうですよね、恥ずかしいです。
でも、必要な事なんです。
「リリー、今のままでは僕はもうリリーのおっぱいを吸うことは出来ませんよ。
父さまに僕がリリーのおっぱいを吸う事が必要だと認めて貰えば別ですけどね」
こう言えばリリーはきっと2人の前で僕におっぱいを吸わせてくれます。
だって、リリーはもう軽い魅了に掛かっていて、僕におっぱいを吸われないことは耐えきれなくなってますからね。
「ええっ、皆様の前でオイゲン様におっぱいを吸って頂かないと、リリーはもうオイゲン様におっぱいを吸っていただけないのですか。
困ります、それは困ります」
思った通りです。
リリーは僕におっぱいを吸われる魅力から逃げられるはずが無いんです。
いくら恥ずかしくてもリリーにはこのお願いを断れるはずが無いんです。
「判りました。皆様の前でオイゲン様にリリーはおっぱいを吸われます」
やりました、リリーがお願いを受けてくれました。
「じゃあ、リリー、居間で父さまと母さまが待っています。
一緒に来てくれますね」
リリーはコクンと頷いてくれます。
居間に着くと父さまがリリーに声を掛けてくださります。
「リリー、私達のお願いを受けてくれるんだね」
父さまが嬉しそうにリリーに話しかけます。
どうしましょう、僕は少し後ろめたい気持ちに襲われます。
父さまは僕がリリーのおっぱいを吸った後でも同じ笑顔でいてくれるのでしょうか?
「ご領主様、なにを見られてもオイゲン様をお怒りにならないようお願いします。
ご領主様にとって不愉快な事があるとすればそれは全てこのリリーの責任なのです」
「リリー、そんなことは無いよ。リリーが怒られる事なんて1つもないんだから」
僕は全力でリリーを庇います。
「なんだ、オイゲン、リリー。私が見せろと言っているのだ。
それで私が怒るわけなどないだろう。
2人とも私を余り見くびらない事だ」
流石に父さまです。父さまを恐れるなんて愚かな事を僕はしたようです
「判りました。リリーはソファーに座ってくれるかな」
「ハイ、判りました」
リリーは僕の意図を読み取ってソファーに座るとポロンとおっぱいを出します。
「オイゲン様、宜しくお願い致します」
「ああ、僕の方こそお願いしますね」
僕はリリーの膝に座りリリーのおっぱいにむしゃぶりつきます。
リリーのおっぱいは僕に馴染んでいるせいでしょうか。
直ぐに魔力がリリーの乳首に溢れて、僕はそれを飲み込みます。
「あ、あ、あああ、オイゲン様、いい、いいです」
「な、リリー、お前はなにを言っているんだ」
父さまが驚いてリリーを諌めます。
でも父さまの言葉はリリーには届きません。
逆に、リリーの両手が僕の頭の後ろに回り、僕はリリーにしっかりと抱え込まれます。
僕の顔はリリーのおっぱいに埋まります.
「あ、あ、あ、あ」
声と共にリリーの身体が震えだします。
「オイゲン様、オイゲン様、ああ、オイゲン」
リリーの腕が僕の頭を強く押さえます。
僕の鼻腔がリリーの匂いで埋まります。
「あ、あ、あああ」
リリーのおっぱいが薄い光で包まれます。
これは、僕の力がリリーのおっぱいに祝福を与えているせいでしょう。
そしてリリーのおっぱいからは更に魔力が流れ込んできます。
このぐらいで良いですかね。
リリーから貰った魔力はポーション一本分になりましたからね。
そして光の中、リリーのおっぱいが膨らみ一回り大きくなります。
「あん」
リリーはその声と同時に崩れ落ちました。
僕はリリーをソファーに横たえると再びポーションを作ります。
これでおっぱいを吸う事で魔力を得ていると2人とも納得するはずです。
「オイゲン、そのポーションは?」
「ハイ、リリーからもらった魔力で作りました」
「そうか、それにしても....」
父さまの目はなぜかリリーが作ったソファーのシミに向いています。
「これではしょうがないな。
オイゲン、今日からリリーはお前の専属メイドにする」
「父さま、それって」
「ああ、リリーからしっかりと魔力をもらうんだ。
オイゲンがポーションを作ってくれれば父さまも助かるしな」
「貴方、よろしいのですか?」
「俺がダメと言ってもリリーは聞かんだろう。
最近、リリーのノリが悪かったのは……
父さまはオイゲンに追い越された気分だよ」
なんでしょう、父さまが少し寂しそうです。
「まあ、貴方ったら、貴方には私がいるでしょう」
なんだか、父さまと母さまの距離が近づいたような気がします。
「そうだな、オイゲンがお前のおっぱいを飲むのを辞めてくれたからな。
少なくともお前を取られることはないだろう」
「まあ、貴方ったら。私がお慕い申しているのは貴方だけですよ」
なんだか居間の空気がピンクです。
解せませんね。
でも、父さまはリリーを僕専用のメイドにしてくれました。
そして、父さまのと母さまは2人の寝室で仲睦まじく再び過ごし始めました。
すべからく世は事もない。
何となく、そんな言葉が浮かびました。
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