珍しく定時で帰宅することになった主人公は、ぶらりと、ホームセンターに来ていた。DIYコーナーを見ていると、急に店の中から女性が飛び出して来て、主人公と正面衝突。悲惨な事態となる。互いの荷物を集めていると、女性の荷物の中に、一枚のライブチケットがあった。何気なくそれを見る主人公に、女性は「ロックは好き?」ときいてきた。主人公はロックにこれまで無関係で生きてきたが、女性についてロックミュージックのライブハウスに向かう。
何にでも染まりやすい主人公は、ロックに染まるのか?
淡々とした文章が印象的な作品でした。
それなのにその場の雰囲気が伝わって来て、わくわくします。
是非、御一読下さい。