第4話 オンナゴコロとオトコゴコロと
好きってなんだろうね〜って、僕は思う時がある。
素直に生きて、
素直に思って、
素直に、
考えた。
自分らしさを殺して生きてない?
自分らしさを隠して生きてる?
僕がそうだ。
いつもそうだ。
大事な人にも、全部は見せてはいない。
臆病だから?
ううん。
自分が好きじゃないから。
僕は僕が好きじゃないから。
なのに、あーちゃんは、こう言うんだ。
「亮ちゃんが死んだら、後追いするからね」って。
あーちゃんは、僕じゃないとダメだっていう。人はお金じゃなくて、一緒に居る時間が大事なんだって。
たまにはね。惚気けてみる。
僕も大好き。
僕は僕以上に大事な人をみつけたようです。
でも、言わない。
そういう生き物だから。
僕は、そういう生き物だからね。
内緒ですよ?
ショート・カット・ロック 櫛木 亮 @kushi-koma
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます