第2話 珈琲と紅茶とマグカップ
みなさんは珈琲と紅茶どちらが好みですか?
僕は、その時の気分で飲みます。強いて言うなら珈琲ですかね。好きな珈琲は酸味の少ないもの。モカ類は苦手です。アイスよりホット。それくらいかな。紅茶はフレーバーティーより普通のものが好み。最近はセイロンが美味しい。
それはさておき。
僕とあーちゃんは、どちらかがどちらを選ぶなんてルールはない。
飲みたければ勝手にいれる。と、言っても大体は僕が飲みたい時についでに作る。が正しいかもしれない。
あーちゃんは根っからの甘党でマカロン、タピオカ、モンブラン、ドラ焼き、大福餅と、幅もひろい。僕はそこまで甘い物が得意ではないが食べられないわけでもない。
あーちゃんと僕は、かれこれもう15年近く一緒に住んでいる。なんというか、歳のことは気にしないで読んでください。
この数年で代謝が落ちたのか、あーちゃんの体重は一気に増えた。「亮ちゃん…… 私また肥えた……」と、バスルームから嘆きの声がこだまする。そりゃあれだけ食えば肥えるだろうよ。
この一週間、毎日のようにコンビニスイーツとやらにハマりにハマって買ってくるんだからね。それはもうあたりまえだと思うよ。誰だって肥えるだろうよ。
ついでにと、いつもコンビニの珈琲を手土産に僕にもスイーツをくれる。珈琲はありがたく頂戴するが毎日コンビニスイーツはさすがにしんどいので、ここ最近は遠慮している。その僕宛てのスイーツも食べるから、二倍肥える。まあ、幸せそうな顔で食うのを僕は毎日見るのだけど、美味そうに食うのよ、コレが。それも一緒にいて楽しいのだけどね。
あーちゃんは珈琲が好きで、僕がいれる珈琲が世界一と褒めてくれる。豆は淹れ方によって挽き方もこだわる。もちろんローストもである。最近は片付けが簡単なプレスかネルドリップである。これが本職だから不味いって言われても実は困るのだけどね。
あ、そうそう。あーちゃんは珈琲に砂糖を入れたがるが、さすがにそれは僕がさせない。軽い甘みならばと、ミルクか牛乳で勘弁してもらっている。ただし、粉のミルクは入れない。あれは甘味が強すぎる。砂糖入ってるしね、あれ。
そこまで僕も珈琲にうるさいわけではないが、あれだけ甘いスイーツにクソ甘い珈琲なんて見てるだけで胸焼けを起こしそうだからね。うん。紅茶もいっしょよ? まずは何と一緒に飲むかを考えてね。あーちゃん。
あーちゃんはピンクの某番組の昔各地をまわっていた白いふわふわのワンコのマグカップに。僕は海外ドラマのマグカップに珈琲をいれる。
んん〜……
今回はなんとも、纏まりのない話だ。ごめんなさい。
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