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・舞台
田
・概要
浅く水を張られた田んぼがどこまでも広がっている。
田には稲が、たわわに実っている田もあれば苗を植えたばかり、まだ青いのと生育状況がバラバラ。
気温は熱帯、高温多湿で程よく風が吹いていて、太陽もまぶしく、時折スコールが降る。稲を育てるには最高の環境。ただし生えているのは全部インディカ米。
田と田の境目はあぜ道になっており、そこだけが渇いている。そこ以外は沼と同じで足を入れれば足首まで沈む。
生態系は豊かで、バッタや雀、水中にはドジョウやタニシ、ゲンゴロウやカエルなどいっぱいいる。
・名前
『棺』ヌン
・外見
244cm 200kg
全身黒色のサイボーグな男。デザインがどことなく男らしい。
頭と首と胸とが一体化しており、顔の部分に赤い十字に光っている。
肩や手足、腰回りと足部分は普通の人型で、関節部分は黒色のビニールで包まれている。それ以外は黒色の硬い装甲で、鎧甲冑を思わせる。
サイボーグ体の上に黒色のブーツにガンベルト、ロングコートを羽織っている。
両腰には大型のハンドガンを二丁、装備している。
・経歴
かなり未来の異世界より、女神のいる神々の世界へ科学技術で次元を突破して接触してきたエージェント。
神々を超常の存在と捉えており、戦うよりも取り入った方が賢いと、なった。
エージェントとしての役割として神々のご機嫌取りがあり、今回の戦いにて魅せることで評価を上げようとしている。
サイボーグ体はボディーガード用の最新設計で、純粋な殺傷力よりも生存力、索敵能力を強化している。
・性格
常識人で、多くを学び、まじめに職務をこなしている。
その一方で、強さに一家言あり、でたらめな神々や魔術など未知なテクノロジーを前に、感心したり呆れたりと声だけながら大きなリアクションしている。
神々相手に綱渡りの交渉を繰り返すタフさと、上手く取り入る話術、さらには他の異世界出身者から無茶な相談を受けることが多いため、ストレスで胃に穴が開きそう。
ただし戦いに関してはクレバー、勝利至上主義であり、どんな卑怯な手でも最善ならば積極的に使う。それは相手も同じと人質など甘さに漬け込む手は選ばない。
・能力
サイボーグゆえに耐久力をはじめ、パワーやスピードも高く、高性能。
またハッキングに関してはほぼ無敵。
体内には流体金属が血液のように流れていて、衝撃を中に流すことで分散し、軽減、時間をかけてエネルギーに消化する。
また身体制御ナビゲーションシステムが内蔵されており、ざっくりとしたイメージを思い浮かべるだけでその通りに体が動く。なので射撃の命中率がやたらと良い。
格闘術も、軍隊格闘技による一撃必殺が狙え、肘鉄、膝蹴りで相手の骨を砕き、次に首を折る。
センサーハンド
両手の掌はセンサーになっており、熱、電磁波、放射能、更に電波をキャッチして電話もできる。その分、強度は他よりも低い。
レーザーアイ
頭部の十字部分の内部にはカメラアイとは別にレーザー発射穴があり、ここから赤色の光線を発射、チャージなし速射でも人の掌ぐらいは貫通し、三十秒かけた古チャージならば肉体が蒸発する。ただし湿度が高かったり、水しぶきなどが待っていたりすると極端に威力が落ちる。
エンドレスガン
二丁の大型ハンドガン。撃ちだすのは実体弾ではなく重力の塊で、それ故に弾数無限に連射できる。威力は通常弾と同じ程度だが破片が残らないため、生物に対するダメージとしては若干弱い。
・戦法
田の稲の中に隠れ、センサーハンドで様子を伺い、初手エンドレスガンの弾幕、ダメならばレーザーアイで仕留める。
事前準備として草と草を結んで足を引っ掻ける罠を仕掛けたりもしている。
外交の賜物として魔法などにもある程度通じており、予想外の行動にも対応、その場にあるもので応用して反撃できる。
地味に環境が不利で、田の泥や生物など、相手に利用されると多くの武器機能が無効化される。
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