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・舞台
サイバーワールド
・概要
出鱈目に立ち並ぶ都市と、真っ黒なのに明るい空、そして空から雨粒のように降り注ぐ緑色の『1』と『0』で構成されている。この『1』と『0』は何かに当たると存在しなかったかのように消え去る。
実はこの世界は、現実とは異なり、電脳世界、コンピューターネットワークにリアルドライブしている状態にある。なので呼吸、睡眠、食事など必要とせず、外傷を負っても出血の代わりに上記の数字が漏れ出る。またなんかするとステータスオープンできる。
実はこの世界の全ての物質はこの数字によって構成されており、壊れるのはコードが乱れることで発生する。なのでそれを整えてやると回復どころか何でも作り出すことができる。
都市は、技術、文化、用途がバラバラな上、ビルの上に別のビルが建つなどめちゃくちゃな増築がなされている。中も無秩序で、ただの本から銃器、ナイフなどといった武器、味のしないエナジードリンク、選択するだけで着替えられるコスチュームなどがある。
間隔としてはゲームの世界で、頑張ればチートモードやバグ、更に負荷をかけまくってフリーズさせることもできる。
・名前
『応天使』コタエル
・外見
116cm 18kg
見た目は子供の天使。でかい眼鏡とでかい頭の黒髪少年。
年相応に細身で小柄、頭に天使の輪と背中に翼をもつ以外は普通。
青いジャケットに赤い蝶ネクタイ、半ズボンに赤いシューズを履いている。それらには一見してはわかりにくい隠しギミックが内包されている。
ただし立ち振る舞いからはそれ相応の年齢を感じさせる。
・経歴
女神に使える天使、見た目と違ってかなりの高齢、アドバイザーとして雇われていた。
膨大な知識、経験と良く回る頭脳を持ち、数々の冤罪事件を作ってきた。
しかしその回りすぎる頭が女神から忠誠心を疑われていると事前に察知し、その前に先回りする形でこの戦いに立候補した。
・性格
普段は「アレレ」とか言ってる子供、無知の振りしてあちこちに忍び込む。
実際は切れ者で老獪、あちこちに人脈を広げ、問題を作り、解決し、冤罪にして無実の罪人を作り、その秘密の共用でお友達を作っている。
頭脳は高齢ながら精神面は子供のままで、他人はおもちゃだったり、調子に乗って失敗したり、自分のミスを認められなかったり、ちょっとしたことを長々と根に持ったり、扱いは難しい。
・能力
身体能力はまんま少年、飛行能力はあるが滑空が精々で、一階分上がるだけで筋肉痛になる。
知能はすさまじく、どこをどうすればそうなるのかわからない推理で答えを導き出す。その正確さと回転の速さから、即時その場で相手の正体を看破し、最適解を導き出す。ただしそれを実行できるかは別の話。
・戦法
最初はこの世界の理を導き出すことに集中している。
相手と出くわしたなら『迷い込んだ子供』『原住民』など無害な存在を装って近づこうとする。
バレたら逃げる。ただし身体能力は子供なので限界がある。
最終的にはこの世界の全てを取り込んで完全な存在となり、ルール無視して脱出する、との答えに行き着く。
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